演劇界は…縦型社会である!それは体育会系も真っ青の…超年功序列である!

舞台の仕込みの日は…若手がビビル一番重い嫌な長い日である。
私も何度も仕込みの日は…前日から胃が重たかった事であった。
そして仕込みスタート前の数十分前は…一番の緊張のピークである。

今回は荷積みを終え…少し時間に余裕があって5人で喫茶店でモーニングです。
しかし一度に5人前の注文で…中々料理はやってきません。
仕込み時間が迫り焦り出す出村・斉藤・西村隊員…
私は「まだですか?」とお店の人を急かせます。
しかし落ち着いてる奴が…一人居ます。
田中亮太って…頓珍漢野郎隊員です!

まず出てきた一品目を…制作の私が頂きます。
何故なら制作は…劇場主との挨拶があります。
仕込みまで…後7分。
私はトーストに目玉焼きを乗せ…イッキ食いです。
次の二品は…舞台美術の西村隊員と新人の田中です。
時は…5分前。舞台美術は…素舞台をチェックします。
新人は今日は…遮二無二働かなくていけません。
他の若手の春山・杉本隊員は…トラックで待機しています。
西村隊員も…目玉焼きを吸って飲み込んでいます。



出村・斉藤隊員もハラハラドキドキで…今か今かとモーニングを待ちます。
そんな緊張の中…田中はゆっくりとモーニングを始めます。

(スローなミュージック・スタート!)

まずトーストを小さくちぎり…口に頬張り味わいます。
そして目玉焼きに…醤油を掛けて調理します。
だけど食べずに…そっと取って置きます。
次にアイスコーヒーに…ミルクやガムシロップを入れて楽しみます。

10時2分前…出村・斉藤隊員のモーニングが到着です。
二人は…
早食いコンテストの如く食べ始めます。
でも田中はのんびりトーストを口に…まだ醤油を掛けたりミルクを調整しています。

10時1分前…私は「醤油なんて掛ける暇ないぞ」と言い捨て喫茶店を出ました。
10時からの仕込みでしたが…西村セーフ 出村・斉藤隊員が3分の遅刻でスタートです。
ああ!田中は…5分の遅刻です。そして奴は私に言います

「何で目玉焼きに…醤油を掛けちゃいけないんですか?」

………そう云う事じゃないんだよ!

その後…醤油を見ると何故かムカつく私です!

おのけん


『醤油事件』
時間がないのに醤油をかけて食す
時間厳守は基本であり、絶対でございます

…すいませんです

りょうた


毎度の小屋入り初日。皆で荷おろしの後は、男性陣は舞台で建て込み作業をやっています。
そして主に女性陣は楽屋づくりや衣装のアイロンかけなど、それぞれ忙しく作業をすすめてゆきます。
以前の楽屋日記にも書いた事があるかと想いますが、私は衣装部の特権で、
個人の荷物を勝手にあけて、中か
ら衣装や靴などを取り出し、ハンガーにかけ、
先ほどまでの荷おろしで脱ぎ捨てられた私服などもそれぞれの
化粧前にたたんだり、かけたり。。。

そんな中、あきらかにゆかっちょの持ち物と分る鞄のジッパーを開けた時です。

中身の一番上に男物のトランクスが。。。
赤い派手な柄の。。。

『ゆか〜っ!!???』


ほんの一瞬、開けちゃいけない鞄を開けてしまったかっ!?
と慌ててフタを閉じましたよ。

そして次の瞬間。。。
『アレ?どこかで見覚えのあるパンツ。。。デムが穿いてたよな〜アレ?』
『えっ!?ゆかがデムのパンツをっ!?』



と鞄を目の前にほんの一瞬の間ですが、グルグルと頭の中にいろんな想像しちゃいましたよ。。。

ま、そんな私を後ろから見てたゆかが

『あ〜デムさんの衣装のトランクスの後ろ穴が開いちゃって。。。ひよこさんでアップリケしたんです!』
『でも、アイロン失敗しちゃって、ひよこさんの顔に下の印刷が写ちゃって〜おうちで直そうと。。。』


なんて顛末でして。。。

そんなゆかっちょ特製、ひよこさんアップリケパンツは、私(山花)とデムの(東海林)二人のシーンで
見ら
れる訳ですが、怪訝な顔して下着姿の東海林さんをを見るたびに、
出っちりデム君のプリプリお尻の上でひよ
こさんが燦然と輝いてこっち見てるんですよ〜
も〜なんだかな。。。
ホント吹き出すの我慢するの苦労しました。

しいちゃん

今回演出指定で金髪にしたのですが、もう大変!
シャンプーすると髪の毛が自分の毛じゃないみたいに絡みつく始末。
地毛なのに安いかつらの毛のようになるんですよ、これが!!!
もう絶対にしないモンね!


。。。自分の意思では。。。

せいじ



今回は舞台セットとしても使っていたトイレ。
僕は仕込み初日に、搬入を終え車を返して戻ってきたそのままの足でトイレに入りました。

その時点ではまったく気付かなかったのですが…その時に使用したのは
女子トイレだったんです!!
今回はトイレが非常に関係ある芝居だっただけに、とりあえずネタで済みそうですが、
いやー本気でびっくりしました…。
これからはもっと気をつけて入ろうと思います。


だいすけ

もうひとつ楽屋の荷物といえば。。。

今回の楽屋は三畳間ぐらいのと〜てもコンパクトなスペースに三台の長机をコの字に置き、
パイプ椅子を7台
出し、奥には備品が置かれてるスチール棚二台。そこに衣装ハンガーが入って。。。
そんな中に男女入り乱れて最大8人。主に5人が使用していました。
一応窓側を女性三人。客席側壁の方が男性の机。
奥の机をチケット係のデム君の化粧前&お馴染み税関机とし
ました。

さて、すでに楽屋が狭い事、小さな舞台でお客様も近く、お話の内容も牧場という事で、
女の子達のメイク道
具も普段のものと殆ど変わりなく、むしろなるべく最小限に抑えた
コンパクトな荷物を運び入れた女性陣に比
べ、男性陣の荷物のデカイこと多いこと!!!

いったい何を入れてくればこんなにデカイ荷物になるのよっ!ていうくらい・・・
普段も持ち歩いてる、そこそこ大きなバックの他に、
まるでラクビー部?の様な大きなスポーツバックが
デ〜ンっ!
ホント邪魔ったらありゃしないっ!楽屋狭いのよっ!

まぁ内情を言えば、建て込みをやる男子は、ガチ袋(なぐり等の道具類を入れる大工さんが腰に下げてるの)
や建て込み中の舞台を汚さない様に雪駄や上履き、衣装用の靴。
汗を沢山かくからタオル類や着替えのシャツ
や靴下やら、制汗スプレーやら汗拭きシート、化粧品。。。
でもね〜誠ちゃんのバックの中には、その他にもなにやらおもちゃなんだか訳のわからない物がた〜くさん。

女の子は普段から旅行用や携帯用のミニなんとか〜を持ち歩いてるけど
男性は全部ビックサイズのままなんで
すね。
それに大きなバックにボンボン色々入れてきちゃうから、がさばるがさばる。。。

でもうちのチャッターの女性陣は男性陣より化粧っ気無いってのもあるのかしらん。。。

しいちゃん

初めて異質なことをしました。(笑)

最初は舞台上でああやって喋る事に違和感があって、でむさんがお手本を見せてくれるまで、イマイチどうしたらいいか分かりかねてました。

『もっと気持悪い位やって!かわいく!自分で自分に引く位かわいこぶって!』
をぇ!?どんなんですか???

で、戸惑うゆかに見せてくれたのは、

●手をヒザの前のあたりでぎゅっと握る。
●内股で腰を90度近く左右にまげ、くねんくねんする。
●やたらと甲高い鼻声で喋る
でむさん。。

いま!ゆかよりもそんなでむさんが見たいと思ったでしょ!!!(笑)
素直に挙手!!!

まぁ、
それで少し理解しまして。。
出来上がったのがあのシーンでした。

瑞樹さん演じる大河原さんにみどりが悪い報告をするシーン。

すこしはいつもと違ったゆかが見せられたかな。。?(^_^;)

本番中は意外と好評だったので、嬉しい限りです☆

ゆかっちょ


それはゲネプロの時でした。
リョータ演ずる谷は劇中、携帯メールが届かないのを宇宙人の仕業と勘違いして、
「もしかして電波妨害!?」と叫ぶシーンがありました。
それを彼は「もしかしてデンガイボウパ!?」
と、声高らかに、ものすごく難しい言い間違いをしたのです。
ゲネプロを見ていた人間は全員大笑いでした。
そして彼はこのネタで延々イジられる事になったのです。

たろう

それは、ゲネプロの時でした。
その時、リョータは
「もしかしてデンガイボウパ!?」と叫んでしまい、
唯でさえいっぱいいっぱいのところ、いっぱい×5になっていました。
まもなく、野川(ちー)が退場し、谷が続いて「メトロン星人」と「北川町」の寸劇をおこない飛び出していくシーンでした。
大河原(みずき)のセリフの後に、谷の「こうしてはいられない!」
という
セリフが飛び込んでくるは・・・飛び込んで・・・こない?
舞台上のみずきと誠治、そして客席にいたスタッフ達の目が、
舞台上手前に
いる、そのセリフを言う筈の男を見つめる…。

その男は、焦点のあわない視線を空に向け、口をパクパクしながら、
おもむろに『仮面ライダーの変身の様に両手をゆっくり回し始めました。』
一周・・・二周・・・二号の変身ポーズかと思いきや、途中からV3の変身ポーズへ移行。
客席にいた面々は、その異様な空間に笑いが止まりません。

そんな中、遂にリョータの口からセリフが飛び出しました。
「こうしてはいられない!!」

それは、こっちのセリフだ!とそのシーンに付き合った人間は思ったことでしょう。

打ち上げの時にその話題になり、リョータは…
そのシーンの結構前から、すでに頭の中は真っ白になっており、
何故か、「ライダーの変身ポーズをとればセリフを思い出せる」
と思って
躊躇なくやってしまった…とのことでした。

でもね、リョータ…。
あの時の、変身ポーズの時の無言は…


全然……



成り立っていたんだよwww


本番でもやって欲しかったなぁw

でむ

『電害妨波』デンガイボウパ
これを並べ変えると『電波妨害』


自分で発しておきながらわけがわかりません(汗)
ゲネプロの時なぜか頭が真っ白に!
もうかなり序盤から頭が白かった気がします

事件は続きます
自信満々に『デンガイボウパ』発言をし、さらに訳が分からなくなり、次の台詞がぽっかり抜けました

せいじさんが喋っています。みずきさんも会話を続けています

その間、『次なんだ!?オレ何喋るんだっけ!?』

必死に頭の中の台本をめくりましたが、自分の台詞だけ真っ白
どーにもなりませんでした。

ならば!時間を稼ごう!なんとしても思い出す!
DVDで見た、仮面ライダーV3の変身ポーズをとりながら、
『この間に…台詞を!』
せいじさんこと森田と、みずきさんこと大河原主任の会話を思い出し
ポーズのフィニッシュが決まる手前で閃きました

『とりあえず、次に繋がる台詞を渡さなければ!
だから、アレとアレとアレを言えばいいんだ!』


なんとか乗り切りましたが…自分の中ではギリギリアウトです
笑ってくれたから良いものの、危ないです
でむさんは『アリだね』と言ってくれましたが、本番であれは出ません
狙って出来るものではないですしね〜


しかし、デンガイボウパからこーなってしまうとは…

りょうた


今回…チャッターでは初の受付をした私です。
約6年ぶりの受付は…何も解らない状態です。
でもそこは…お客さんを友達扱いしてしまう私です。

「あの〜半券はいるんですか?」とか
「お釣りはいくらでしょうか?」と聞いてしまいます。
またチケットがなかったり、御名前がないときは…
「あれ〜?すいません!私のミスです」
と言ってお客さんを安心させてあげました。
しかしチケットの半券とお客さんの数が合わない時が…何回も御座いました。

次は頑張るぞ!
受付業務に燃える…小野です!

おのけん

今回の芝居で、私は劇場のトイレから登場したんです。
最初の暗転でしずかーにトイレ忍び込み、しずかーに出番まで待機。
なのですが、この個室トイレで色々なドラマがありました。

まず、寂しいんです
真っ暗なトイレに一人
外では楽しそうなおしゃべり(セリフなんですけどね)
そりゃー寂しいです!
次は、ジメッとしてる
なんか、トイレの花子さんよろしく、なんか出てきそうな感じなんですよー

そして便座
真っ暗な中でトイレに入るので、便座があがってるかがわからないんです。
何気なく座ろうとしたら便座が下りて無く
あやうく、トイレにはまってさー大変♪になるとこでした。
とまー数々のドラマがあのトイレのなかで巻き起こっていたのです。
しかし、トイレで一人大慌てしていたと思うとおかしいやら、恥ずかしいやらですよ。
みなさんも、便座の有無には気をつけましょう(笑)

みずき

今回の舞台は花道しか出たり入ったりする場所がなかったので、板付き組のゆかとでむさんは舞台袖の奥で客入れから30分間待機でした。

どちらかというと、早めに袖につきたがる優香ですが、
30分は長いよ!(笑)

その間にいろいろな話をしました。

毎回必ずあがる議題は(笑
)お客さんの失笑とかざわつきとか話声とか。。

だって、まるっと全部聞こえるわけですよ。


おっかさん牧場へよぉ〜こそ〜♪
の直後の話です。(笑)

もちろん、隊長がやっているんですが、イメージは某夢の国の暴走列車のアナウンス

聞く度にちょっとわくわくする仕様となっております。m(__)m

わくわくしましたか?

あのBGMといい、オーバーな表現といい♪

日曜の夜が一番受けたかな。。
完全勝利とはいかないまでもかなりの勝率あげてましたね。

本人は恥ずかしくて逃げてたみたいですけど(笑)

やっぱり、ああいう場内アナウンスがあると始まる!って感じがしていいですねー(*´∀`)

始まる前に一喜一憂できますよ!(笑)
たいちょー!!!って3回位小声で叫んでました。(笑)

ゆかっちょ

元隊員の善ちゃんこと、永野善一が初日に観にきてくれました。
そして、善ちゃんといえば、どら焼ですw

在隊の時は、僕が買ってきた特大どら焼のパッケージに、
僕がいない間に小学生のような落書きをし、よく叱ったものです。
そして、脱隊後の善ちゃんは、差し入れには必ずどら焼を買ってきてくれます。
もちろん今回も。ありがとう善ちゃん!
そして、どら焼好きの僕は、以前の楽屋日記でも書かれたとおり、
何個も何個も食べてしまうのです。

開場時間には、優香といっしょに、すでに裏にてスタンバっている僕。
そんな僕の為に、小野さんがその差し入れのどら焼を仕込んでおいてくれました。

太ったら、小野さんと善ちゃんのせいにします。

でむ


今回の衣装はつなぎでした。
とても、とても暑かったです。
それは皆の背中を見た方にはわかると思います。汗でつなぎの色が変わっていたから。
着る→ファブリーズ→干す。を繰り返すも、今回は8回もあるのです。
洗いました。そして屋上に干しました。ひもを張って7枚のつなぎを干しました。
日差しも強く、風も吹いて、はためいてるつなぎを見ていると、洗剤か何かのCMのようでした。
本番始まる前に乾いて良かった・・。

ちー

私、不肖杉本はものすごい汗っかきです。
それはそれは、ご来場頂いた方には説明の必要は無いだろうという程の汗っかきです。
きっと、舞台上の僕は輝いていた事と思います。汗で
僕自身、視界の端々がキラキラ光って見えていました。汗で
しかも本番を終え、ツナギを脱いでみると、ツナギの上からつけたアイロンプリントのおっかさん牧場のロゴのウサギさんの色が中に着ていた白シャツに移っておりました。

こんな現象が発生したのは僕だけです。
我ながらどんだけ汗かいてんのかと・・・。
衣装部のゆかさん・ちーちゃん、ご迷惑をおかけしました・・・。
夏場の公演は過酷です・・・。

次回は冬場の公演にしませんか?隊長・・・

たろう

小屋の中が暑い!!
昼はまだいいの!
昼は朝からクーラーがんがんつけてるからその余韻で意外と涼しい。
でも夜は。。!!

昼間の熱気が逃げないまま夜公演が始まっちゃうから袖で待機してる段階で温度がわかる。。

今日はやばいよ!
と察知した回は案の定、太郎の背中のうさぎが溶け出しました。。(>_<)

何回目かの昼公演終了後、片付けをしながらみんなが盛り上がってるのでいってみると、
太郎のシャツ(ツナギ
の下に着ている汗取り用Tシャツ←許容範囲越え)
が左側だけピンクに染まっていました!

プリント溶かすだけの汗の威力。。

タダモノじゃないな!?たろうさん!(笑)

ゆかっちょ


初めての。。。   1年3組 にしむら せいじ

今回初めて開場の頭から楽屋にいたのですが、いつもなら開演の10分ぐらい前に楽屋に戻るため、何をしていいのかまったくわかりませんでした。
そこで一緒に楽屋にいた若い子達に意見を求めてみました。
『太郎、俺何すればいい?』と太郎に聞いたところ。。。
『せいじさん、衣装を着てください』と言われたので、
そっか!と思いきました。

。。。で、衣装を着ても時間が余ったので、
『ちー、次はなにすればいい?』とちーに聞いたところ。。。
『せいじさん、靴を履き替えて、帽子をかぶってください』と言われたので、
そうだね!って思いました。

。。。でも時間はまだあるので、
『りょー太、この次は?』とりょー太に聞いたところ。。。
『せいじさん、小道具持ってください』と言われたので、
あぁ!そうですかっ!!と逆ギレをしてみました。

。。。でも時間があったので、
『ね〜、後は?』って聞いてみたところ。。。
『静かにしててください!』って皆に言われました。
皆、大人気ないなぁ〜、と思いました♪

                  〜おしまい〜

せいじ

今回の劇場はいつもより若干ちいさい所でして、それにともない楽屋が狭いっ
人も一杯っ
そして暑いっっ
まーそれはそれは素敵な楽屋でしたね(笑)
本番中に私が楽しみにしていたのは楽屋からでること
実は客席の裏側が事務所になっていて通り抜けられるんです。
舞台から汗だくで戻り外へ…
それはそれは生き返る思いですよ。
でも、衣装なので背中を見た人は

???

だって、でっかく
「おっかさん牧場」
って書いてありますからねー
地元の人はどー思ったでしょうね(笑)

みずき

あれは物語終盤に差し掛かった時でした…
楽屋裏ではみずきさんと荒井さん、そして幕の介錯をしていた僕の三人だけの時があるんです
荒井さんは撃たれた直後で、濡れた髪や服を乾かしています、僕はみんなの芝居を陰ながら聞いていました。
問題は…みずきさんです
東海林さん(でむさん)とみんなが頑張ってる最中、みずきさんはビニール袋からスリーエフで買っておいた
『竜田揚げ串』を僕に見せ付けるように、悪い顔しながら食べ始めました
ビックリしてつい先輩に「あんた、なにしてんスカ!?」
と言ってしまいました…。
それから毎回みずきさんは同じタイミングで、毎回違う揚げ物を食っていました
最終的には『メンチカツパン』になってもう驚愕です!

りょうた



さて、今回私(山花)が水を頭から被って出てくるシーン。
楽屋は狭いし、水場は楽屋の外の花道の所。
実際に頭から水を被る場所が無いので、舞台からはけた直後から
必死に霧吹きスプレーをプシュプシュやって出番直前までにびしょ濡れにします。
ゲネの時にそれなりに濡らして出てみたのですが、照明さんから今ひとつ濡れて見えないかも?
というご意見
もあり、農協の制服の生地自体は軽い撥水加工がされているので、
なんとかリアル感を出す為にブラウスは胸
から腕まで、顔はまつ毛がべっちょりほっぺにつくくらい、
髪の毛は本当に絞れるぐらい
ビっチョビっチョしていました。

出番が終わっても楽屋と客席は隣合わせで、黒い幕でしきられてるだけなので、
ドライヤーで乾かす訳にもい
かず、本番終了しても、上だけは着替えたものの、
バタバタしていて水で濡れてるんだか汗で濡れてるんだか
分らないまま。。。
おまけにドライヤーとかアイロンとか同時に使うとブレーカー落ちるし。。。
まぁ暑いから濡れて寒いくらいが丁度良いかと、髪も自然乾燥でも良いかとそのまま。。。


それなのにそれなのに。。。
私がお話の中で荒船知事に水をかけられる前に・・・・

初日ではデム君(東海林)からヤギの乳をザバ〜とぶっかけられ・・・

おっかさん牧場のスタッフ達(特に太郎の貝塚)は私の出番よりも前に、
まるで水を被った様に、衣装の色が
変わるくらいに汗をかきやがるし・・・

私の苦労はどうしてくれるんっ!?

おかげで、楽日の打ち上げ前、荷物を稽古場に運びこんで
汗だくになったTシャツのままいたのがいけないん
だけど、
イヤ、身体が冷えたままクラーの効いた稽古場で朝までおちてしまったせいもあるけど。。。
翌日から38℃の熱で。。。でも仕事も休めないまま現在に至る。。。一週間たった現在でもまだ37℃・・

夏でも身体は濡れたら乾かさないけませんね!

しいちゃん

初日はDVD撮影が入りました。
なんで、そういう時に限って、やっちゃうんでしょうか・・・。
ええ、初日で確かにちょっといっぱいいっぱいになってました。
でもねぇ…凹

シーンは東海林と山花のシーン。
僕は、荒井さんにヤギの乳を奨めます。
その時に、事件は起きてしまいました。
荒井さんがしっかりと受け取る前に、僕が手を放してしまい、
コップから…乳が全部こぼれてしまったのです。

こぼれた乳は、服に染みこむ事なく、
ツーーーーーーーーっと、スカートをすべり落ち、
荒井さんのカバンの中へ。

その時なぜか思った事は…。
「ああ、このスカート防水加工なんだっ」

いやいや、そうじゃないだろ俺ww

そして、搾り出したアドリブが
「だ、大丈夫ですか?」

orz

はぁ…。
これDVDに残るのかぁ。
一応、DVD製作の方に、
「ここのシーンだけはお昼の芝居を差し替えてください、演出としてお願いします」
と、職権濫用してみましたw

でむ

荒井さん演ずる山花は劇中、
水でビチャビチャになりながら登場するシーンがありました。
そのシーン前の荒井さんは、
楽屋で一生懸命体中に霧吹きで水を吹き付けていたのですが・・・
荒井さんが舞台上に上がり、楽屋の荒井さんがいた場所も
おびただしい量の水でビショ濡れになっていました

そうそれは例えるなら「エイリアンが生まれた後みたい」でした。

たろう


音響で今回は参加した僕です。
音と芝居が合わなければとっても大変な事態に発展します。

そんな大変な事態が初日から起きてしまいました。
亮太が荒井さんをピストルで撃つシーンで僕が
音を出すより先
亮太がスローモーションに耐えられず撃った動きをしてしまったんです。

舞台上はもとより、オペレーション室から楽屋まで騒然となりました。
そのあと亮太がいぢられたのは想像の範囲内でしょうか…(笑)

まったく、亮太には困ったなぁと思っていたら
僕も日曜の夜の回で止めたはずのCDをまた再生してしまったり
最後の曲の時に左のスピーカーから急に音声が無くなってしまったりと
色々とやらかしてしまいました。

舞台上以上に
緊張した音響でした。

だいすけ

公演初日からやっちゃいました。

だいすけがあんなに音を合わせようとしてくれたのにも関わらず、『早く撃ちたい!』という衝動を押さえられませんでした

予定では2発のところ、3発撃ってしまいました。

…早速やらかしちゃいました…

しかも!初日に撮影していたので、後の祭りです
何をやっても手遅れ、記録は保存されています(泣)

おぉ…

どーかDVDには昼の2発の方を使ってください…

りょうた

『女将さん俺もうダメだよ〜』
『また、りょー太さんの愚痴が始まった』
『女将さん、俺ダメなんだよ』
『りょー太さん、元気出して』
。。。なんて会話がされていたとかいないとか☆



そんなちーが今回楽日にやってくれました。
始まって少したってのシーンでいきなりちーが台詞が出てこなくなり僕が『しょうがない、助けてやるか!』
と思い、ちーの台詞を飛ばして自分の台詞を言い始めた(飛ばしても支障が無いため)ときに、
何を思ったのか
僕を手で制して『待ってください!。。。』と台詞を言い始めて芝居を戻したのです!?
そんなことしたからもう大変!
僕は同じことを言えなくて、チョッと変えて同じ台詞を言うはめに。。。
終わった後にちーに
『何であんなことしたの?』って聞いたところ、
『思い出したから、言いたくなちゃった♪』だって。



。。。まぁ、ちーらしいっていえば、ちーらしいか。。。

せいじ





受付の私は…ロビーで本田隊員と静かに待機していました。
すると遠くから…風に乗って笛の音が聞こえて来ました。
本田隊員と…
「何だろうかね」と最初は少し無視していました。
でもその音は段々と…此方に近づいて来ます。
そして30分後にはそれらは…劇場の目の前に到着しています。
「わっしょい!わっしょい!」「もっと大声出して!」「ゆっくり!ゆっくり!」
その声は…拡声器を使っています。周りの子供達は…笛を加えてピーピーします。
その集団約100名は…酔ってテンションが高いです。

本番中の皆の為に…
「五月蝿いから静かにして下さい」「さっさと行って下さい」「どけ!手前ら!」
とはとても言える状況ではありません。

だから私は…小さくなって秋祭りを見ているしかありませんでした。
でも…ありゃないよ!『もう〜勝手にしやがれ』って感じです

おのけん

お祭り!

そう、当日気付かれた方も沢山いらっしゃるでしょうが、
北池袋新生館シアターの地元はお祭りだったんです
よ〜!

商店街の提灯とか見て気が付けば良かったんですがね。。。
イヤ、気が付いていても、もうどうしょうも無かったんですが。。。

本番の最中。
やってきたんですよ〜

『ドンドンっ!ピっピっ!』
『わっしょいっ!わっしょいっ!』

しかも、私(山花)と瑞樹(大河原)のラブシーンで。。。
イヤ、ラブシーンじゃ無いって!
おもちゃのピストルで撃たれて倒れた山花が立ちあがろうとしてよろめいた所を大河原が抱きおこし、
雷が鳴
り牛が啼き・・・

「これから知事のところに行くのにお付き合いして下さい」

と二人手と手をとりあって目と目をみつめ合わせ
るシーンの後ろで。。。

『わっしょいっ!わっしょいっ!』

『ほら〜!もっと声だして〜!』

『ドンっドンっ!ピっ!ピっ!』

『それっ!もっともっと〜もっともっと〜!』


瑞樹と二人抱き合いながら、なんだか相撲の取り組みをしてる気分になってきてしまいました。。。


このシーン、これから、『何ごとも悪いことはちゃんとごめんなさいって謝ることが大切だ〜』
というこのお話の一番大事なところなのに〜・・・・

以前の劇団の『オノケン劇場』で夫婦役?をやって以来のせっかくの瑞樹との久々のラブシーン・・・
イヤだ
からラブシーンじゃ無いって!!!
もうなんだかな〜〜な。。。

ホントコメディで良かったんですが、せめて、
たてこもってる東海林さんをおびき出す為にうさぎ小屋の前で
大騒ぎするシーンとかだったらね〜。。。

しいちゃん

あの日、北池袋はお祭りでした。
あるんだなぁと何となく思ってはいましたが。
本番始まって、何度目かに楽屋に戻った瞬間、
なんとも
いきのいいかけ声が聞こえました。

祭りだ。みこしだ。なんてことだ。
お客さんにもちゃっきり聞こえたそうですね。
舞台にいるとわからないのだなぁと思っていたら。

次の日、聞こえたのです。
「だれよ、そんな言い回ししたのは」の後に、
あの
威勢のいいかけ声が。

幻聴ではなかろう。皆にも聞こえたでしょうか・・。

ちー

ピーピーーピーピピーピピーピピーー!
「わっしょいわっしょい」

お祭のイナセな掛け声いいですね!
でも、お芝居やってる時は、勘弁してほしかったです(TдT)
最初は、そんなに大きな音ではありませんでした。
しかし、少しずつ近づいてくる、お囃子と掛け声。お神輿は元気一杯です。
明らかに、劇場のすぐ外に接近してきています。
演出として『ああ、これ以上は近づかないでくれ・・・』という気持ちが
あふれ出てきます。

そして、大河原と山花のちょっとしたラブシーン。
しっとりした雰囲気にしたつもりが…。
外は、最高潮です。
「おらーもっと元気出せーーーっ!!!」

楽屋の声「わざわざ、ここで、更にパワーアップするなぁぁ!!!www」
ほんと、この芝居がコメディでよかったと思います。

次の日も、お神輿が通りました。
楽屋や受付は、もうヤケです。
ので、いっしょに盛り上がってみましたwww

でむ



あのシリーズが帰ってきた。
9月18日(火)早朝に事件はおこりました。

『警部、久々に死体があがりました』
『前に起こったのは2年ぐらい前か。。。で仏さんは?』
『男女の仏さんです。』
『で、おかしいところはあったのか?』
『それが男の方にはおかしいところは何もないんですが、女の方に。。。』
『何!?』
『見てみますか?』
『よし!見せてみろ!!』
『こちらです!!!』



↑マウスをのっけてみて♪

新シリーズ せいじ画伯のアートギャラリー

今回の作品は私の人生においても傑作と呼べる2点をご紹介しましょう!
まずは題名『星の白金』
この男は『ジョジョ』という漫画が好きで、常日頃ジョジョになりたいというので、
私がその夢を叶えてやったのだよ♪



↑マウスをのっけてみて♪


さて次の題名は『4号』
この男はなにやらヒーローに憧れていて、芝居の中でもヒーローを演じていたというので、
私が本物のヒーローにしてやろうと思ったわけだよ♪



↑マウスをのっけてみて♪


今回は中々いいキャンパスがそろったなぁ〜♪
また、これを超えるものが出来たときにギャラリーを開きたいと思う。
そのときを楽しみに待っていてくだされ。。。ホッ〜ホッホッホッホッホッホッ。。。。ゲホッ

せいじ







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