荒井さんのココだけの話v

『いや〜んっっ!ミナイデ…。』

今回私のやった江田は常にイライラピリピリ。

自分が仕事が出来るだけに、
無能と想える千葉
やる気の無い亀田
新人の久留間にもつらくあたります。

キャー

私自身あまり出来るタイプの人間でもなく、おっちょこちょい
普段何故か怖がられてる割には、他人を叱ることなどメッタに無く、
怒りの感情も殆ど持たない
マイペース人間

怒り賢いスピード人間のテンションをつくるのに非常に苦難しました。


怒りすぎると興奮だけしてしまい、単に感情だけをぶつけるようになり、
声もキンキンしてしまったり、江田の仕事が出来る賢さが消えてしまったり…。

時代劇が多かったせいか、しゃべりにストレートさもなく、
変なクセがある為、それらも矯正することが今回の課題でした。

そして今回もう一つ懸念していた事。
それは
初めてに近い舞台

その昔100人規模の舞台は経験しているのですが、
客席と舞台には
高さの違いもありました。

今回は変形客席でお客様は
すぐそこっ!
最後部座席のお客様の顔の瞳の動きまで、しっかり見えるのです。
目があっちゃう事もあるのです。

だから実際にお客様が入っての本番は、今までの舞台では無い程に非常に緊張しました。

演技に集中していれば観客の目線なんて気にならないはずとお思いでしょうが、
芝居の中の視線をやるその先によ〜く顔を知った友人等がいて、
しかも目がバッチリ合ってしまうのです。
そして微笑まれた日にゃ〜・・・。


おまけに
ちょっと派手な格好をしたお客さんが目の端にどうしても入り込んだりして・・・。

ハイ、私の修行不足でございました。



いや、何度コンタクトレンズをはずそうかと想いましたが、
レンズなしでは
共演者の顔セット立ち位置さえも分からなくなります。

後ろの階段や暗闇でコケて、
ただでさえビッコひいてる足が今度はどうなるか分かりません。
心の中では客席に向かって
「頼む〜こっちを見ないでくれ〜!!」と叫んでおりました。

お芝居観にきてもらってるのに
そんな無茶な…。



踊り子さんには触れないでください♪(笑)

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