重役出勤
今回の公演は最初から事件がありましたね〜
みんな書いてるだろうけど書きます。
毎回のことなんですが、初日の前の日つまり、5日(水)に舞台を作ったんですが、そこにある人物がいないんです。
その人は舞台監督というすごい重要なポジションで、この人がいないと公演日程がスムーズに進まないんですがっ。
いないんです。最初っからいないんですよー
まーいわゆる遅刻というやつなんですがね。
外部スタッフさんもいるなかですので、隊長や他のメンバーも気を使って作業することになったんですね〜
外部スタッフの方々がやさしい方々だったので、[じゃーあいつが来るまでに終わらせちゃおう!]という意気込みで団結しました。
残念なことにその人が到着するまでには終わらなかったんですけどね。

誰だかわかりました?
劇団内では、遅刻の原因はサッカーを見て寝坊したんではないかと思われていました。

しかしその人は劇場についてから、隊長に
「どっち勝ちました?」

………

そう見てないんです!?寝すぎて寝坊だったんです!!!
恐ろしい人ですね。
○村○治さんは、
チャッターのファンタジスタですな。

みずき

アライロード第2章 byトラブル続き


仕込みの途中、私は仕事で一旦劇場を抜けました。
その間も舞台美術の田代さんを中心に【俳協黒の軍団】とわがチャタ男子と遅刻してきた舞監Sにより、大道具の建て込みが着々と進められていたわけです。

さて、例のアライロード、基本的に私しか通ることが無いので【アライロード】と田代さんが名づけられた訳ですが、その道幅を決めるのに、本役の私がいないという事で、なんの陰謀かあてつけか・・・なんと瑞樹が代役で通れるか通れないかを基準に作られた模様・・・

あのな〜〜〜


イヤ、良い方にとりましょう。
瑞樹が通れれば、誰でも通れるもんねっ!

さて、私も帰ってきてからゲネにで本番と同じ衣装で通ってみると、何故か以外とギリ・・・
どういうこっちゃねんっ!

言い訳〜!だってヒラヒラが引っかからないようにそっと通らなくちゃなんないだもんっ!


あ〜…瑞樹代役ありがとね・・・

でも過去にも舞台裏で瑞樹となんか変なエピソードがあったな〜と思い出してみれば・・・

過去のオノケン劇場で、上手と下手からお互い舞台裏をすれ違って舞台上に出なくては
ならないところ、舞台裏の真ん中で二人でつかえて通れなくなってしまった事件がありました。

稽古の間はお互い浴衣でやってるので、難なくすれ違えたのですが、本番になってみると、
こちらも厚手の着物に帯を角だし(お太鼓みたいなの)に結んでるし、あちらもがっちり着付けてるしで・・・

ま、暗闇の中二人せ〜ので息を止めてなんとかすり抜けたという訳ですが・・・
誤解のなきよう念のため申し述べておきますけど、瑞樹と私は出てる場所が違いますからっ!!!

しいちゃん

目玉
今回の公演での、すごく印象にのこったシーンのひとつに、くのいちがあがると思いますが。
実はあの窓の場所までいくのなかなか大変なんです。
正面からだとわかりににくいですが、裏がすごく狭いのです。
作る段階その幅を決めなきゃいけないのです(狭すぎても広すぎても影響でちゃいますからね)が、
当人がその日は遅れてはいることになっていて測れない。そこで測量人の
白羽の矢が立ったの私でした。
私の体が、ちょうどくらいで測り作ったんです。
そしていざ本番!!
すると不思議なことにくのいちさんが通りづらい、とのこと。
んんっ?
まさか幅身はいっしょか!?
おーこれ以上は口が裂けても…
殺気!!
さらばー
デュワッ!

みずき


今回ひそひそと内緒話で出来上がった、『チャッターつなぎ』

たまたま小野さんがお休みだった稽古の回。
稽古が終わってみんな早々と帰っちゃって、
でも小野さん頑張って行くって言ってたし。。

どうしよっかぁ〜。

って誠治さんと二人で小野さん待ちしてた時、
ひょんなトコから浮上した、オリジナルつなぎ作成話☆

つなぎあったら便利だよね〜!
お客さんお見送りする時も、仕込みの時も!
どうせなら「チャッター」ってどっかに入れたいですよね〜。
そうだな〜小野さんに確認とってからだけどね〜。
じゃぁ、OKならデザイン上げますね!
じゃぁ、サイトとかいろいろみてみるよー。

....で、決定してから2週間後。
めでたく完成〜!

んでもって初見せの仕込みの日。

『うわぁ〜すご〜い!』
『かっこい〜!いつの間にそんなの作ったんだよ〜』
『いいなぁ〜v私も欲しい〜〜!』

『えへへ〜vいいだろぉ〜vv』

みたいな展開を期待して行くも、

実際は。。
『お。作ったの?』
『アイロンで貼ったんだ』
『へぇ〜。ホントだぁ』

って!・・・・・って!!!

そうでした。
みんなさりげなく大人な事を忘れてましたよ。
ずる〜いっとかないのね。。

しかも
『10着くらいまとめて作っちゃえばよかったのに。私はモノトーンがいいなぁ』
ってさきさん。。


まぁ確かに、受付はチャッタースーツに白ネクタイ・お見送りはチャッターつなぎ
っていうのも有りかも?
チャッター制服制。。いかがですか??w

ゆかっちょ


仕込み日での場当たりでのこと。。。

その時間欠席のさっきーの代役でつっちゃんが女医さんとして台本を片手に持ちながら場当たりをしました。

東城の腕を無理やり押さえつけてお注射をするシーン。

台本を持って、必死に台詞を追ってるつっちゃんは、もう片方の手で小野さんの腕に注射を刺したふりをすれば良いものを、本当に針が腕に刺さっているのに気がつかない。

つ「少し痛いですからね」
小「嫌だ!嫌だ!」
つ「子供じゃないんだから」
小「大人でも子供でも嫌だ!」
つ「はい!」
小「いたーーーーい!」

偽者の太い金具の針とはいえ、小野隊長の腕には本当に穴があいてしまいました。

しいちゃん


今回の、仕込み時の炊き出しは、豚汁でした♪
具沢山にしたら、とっても食べ出がありました。

さっきー

初日の飲み会の席で
「最後の最後におまえ一番おいしいとこ持って行き過ぎ!」
とほんの10数秒の【くの一】出演に各方面から笑われながらののしられた今回のわたくし。。。

「今までよってたかって皆が病室でやってきた事がなんだったんだっ!」
「お前が変な所(正面の窓)から出てくるからよ〜、ゆかの看護婦がエアガン構えてるのなんか気がつかなかったよ!!」

「どうせだからさ、楽日は窓から部屋に入ってきちゃえよ!」
「なんなら最後なんだから壁壊しちまえ!」

などと言われたのですが。。。

実は・・・

う〜ん金曜だったか土曜だったか…
毎回上手いこと箱馬の上を歩きながら、いかにも窓枠に必死でぶら下がってるように見せていて、その実全然余裕なはずだったんですが・・・
何かの加減で足元の箱馬がパタンと倒れてしまい、わが身を支えるのは窓枠につかまったわが腕…というよりわずか3cmもない木枠にかかった指先だけとなり・・・
地上から約40cmのところで脚はブラブラ・・・

ヤバイ…このままだと本当に壁ごと舞台上に倒れ込むかも・・・
らくまではまだ何回も残ってるのに・・・
美術の田代さんごめんなさい・・・
みんなごめんね・・・
てか、このまま倒れたら間違いなく前に居るみんなが怪我するじゃん…

イヤ、その前にもうこれ以上ぶら下がってられないわたし・・・限界ですっ!!!
お願い小野さんッ早く「あっ!」って言って〜!!!!!
と己の指先だけで我が体重を支えるのももう限界っ!という所で小野さんの「あっ!」
が・・・
ほっとナイフを口から落として、自分も落ちてゆきました。。。

しいちゃん

明日からよろしくお願いしますの飲み会…
あの日、氷一個でウーロンハイを作ったのは私です。
得意げに、氷一個でウーロンハイを作ったのは私です。
すいませんでした。既に正しい知識は入っております。皆様、ウーロンハイは是非わたくしに。

ちー


アライロード第4章 byトラブル続き

皆さんがごらんになったあの病室は、13階という設定です。
という訳で【くの一】が出現する窓も13階という訳で・・・

ロッククライミングの様に壁づたいに窓に出現した様に見せる為、窓の下に箱馬という木の箱を並べて、その上をつたいながら出てくる訳です。
でも客席からスタンバイが見えないように、一旦窓の下を通って、反対側に移ってからの出となります。

そしてその出現の前にも、窓から、植木鉢と弁護士のかばんが落ちた時音がしないように座布団やシェラフなどを敷きつめた足場を、それらを片付けてから、今度は自分が乗る箱馬と、【くの一】がナイフを落としても、己が落ちても音がしない仕様に(13階から落ちた音は、ちゃんと時間を計って音響さんが作ってくれてあるので)セッティングし直すわけです。
壁の前では皆が芝居をしている最中もそ〜っとそ〜っと裏で地道な作業をしてるんですね。。。


壁がある所でも、下手のお客様には見切れてしまうので、腹ばいになりながらそ〜とそ〜とほふく前進。

腹ばいで作業と・・・

うん?

なんかこの体勢…以前にも覚えが・・・

そう、4thのキャッツの時ですよ!!!

あのエナメルスーツを着て、音をさせない様にクローゼットの中をほふく前進し、下手の窓に登場!!!

またやってる・・・

しいちゃん


太郎隊員のご飯好きはは、チャッター内では有名ですが、そんな彼の戦慄すべき食事風景を私、見てしまいました…
楽屋では、太郎隊員は僕の隣の席でして、
彼、昼飯にカツ丼を買ってきました。
別にそれだけなら普通なんですが、なんと、
カツ丼をオカズにして、おこわを食べてるんです
よ。これには僕だけじゃなく他の隊員もびっくり!
ご飯好きもここまで来ると、尊敬すら覚えます。すごいぞ太郎!

たかすぃ

本番中。受付の番なのでロビーにいると、出番を終えた先輩方がやってきます。
ふらふらしたり、一服したり、一服したり。余裕があります。
一緒に番をした先輩は「終わったら起こして」余裕があります。
最終日は花を手伝ってくれます。
楽しくていい人達です。私が見習うchattergangの先輩です。

ちー

春山君に用があり、楽屋を覗くと、足の裏の親指から出血!!
「どうしたの!?」と、聞いたら、どうも舞台場に上り下りする階段で怪我したそうです。
痛々しい傷…パックリとさけてるのに何故でしょう?彼は、ケロっとしてます。
他人の怪我は数倍痛く見えるのでしょうかね…?

つっちゃん


二日目の準備中でのこと。

最初に断っておきますが、私は衣装部です。

ですが、小道具として使ってるシーツと枕カバー、病院なのにしわくちゃじゃおかしいだろう!という事で、
今回アイロンがけが必要な衣装もそれ程ないし、ゆかのお手伝い?
でなんやら訳のわからない仕事にかり出されてる小道具のつっちゃんは忙しそうだったので、
私がシーツのアイロンかけを。。。

途中で手のあいたつっちゃんに枕カバーを任せ、
チャッターの灰色シャツなどシワになってるシャツを回収してまわって帰ってくると、
まだぺちぺちと枕カバーを縦にしたり横にしたりしてる。
こんなんじゃ日が暮れてしまうわいと、

「ヒダヒダ一つづつかけてたら、時間なくなっちゃうよ。病院のなんだから、業者がやるみたいにササーっと全体にかけたら上からアイロンの重みで一気にプレスしてっていいんじゃない?」

という事で、降り畳んでプシュー!!!

ついでなのでシャツのアイロンかけもちょっと手伝ってもらおうかという事でつっちゃんにかけてもらうと、
コレも何やらペチペチと・・・

そこで小姑静香のアイロン講座。

「将来だんな様とかには丁寧にかけてやれば良いけど、本番前は他にもやる事が沢山あるんだから、作業の優先順位を考えて、シャツだってズボンに入ちゃう所はかけなくていいから、襟とか前の見える所がちゃんとしてればいいからね。」

「アイロンは結構電気食うからね、手早く、段取り良くね」

「んで、例えば、コレは小野さんのシャツだけど、小野さんは一応隊長だし代表だから、
時間無くてちゃんとかけれませんでした、って事にならないように最初に・・・」

と言いかけた所に、

「一応かよ!どうせイチオウだよ…一応隊長だよ…」

というイジケタ声が・・・

すぐ傍で隊長が作業しているのをすっかり忘れてました。。。

他意はないんですよ・・・

しいちゃん

今回、メイド喫茶好きな役を演じた本田さん。本当にメイド好きだと思われたらしく、
見知らぬ男性のお客さんにあるものを手渡されたそうです。それは、「秋葉原のメイドカフェの割引券」。
本田さん、ちょっと困ってました

たかすぃ

前回で飛ばし屋の異名のついた僕ですが、
今回はその汚名を挽回すべく頑張りました。

頑張りました。

が。

今回は飛ばしませんでしたが、
小野さんの台詞をちょいちょい喰ってました。
(喰うとは自分の台詞を順番より早く言ってしまい、相手が台詞を言えなくなる事)
小野さん、ごめんなさい。


いやぁ、本番て怖いですねぇw

ほんちゃん


男楽屋は、2つ作られます。

前回公演では、若手楽屋が変な臭い(何故か納豆臭!)を放ってました。
…が、今回は、炭消臭のおかげで、脱・変な臭い。

そしたらそしたら!
今回は、もひとつの男楽屋が酸っぱい匂い放出です!!!
おえ〜〜!おえ〜〜〜!
その楽屋には、総合的な大きなゴミ箱達もあるので、
近づくたびに…私のなかで、微妙な緊張感がうまれます。

次回の楽屋入りグッズには、消臭剤を入れるぞ〜〜っ!
絶対にっ!!!

さっきー

若手男子楽屋が臭くなくなったネタにあわせて・・・

女子楽屋は寒がりさんが多いのでクーラーの温度設定は高め。
私は場内係りなのでお客様のご案内に階段を下りたり上ったりと結構汗びっしょりで楽屋に帰ってまいります。
そこでしばしの休憩。
臭くなくなった男子楽屋は狭いけどその分クーラーでヒエヒエ〜。
誰もいないし、なんか炭のせいなのか良い匂いまでして、私のひと時の楽園代わりに使ってました。
ほんで、【くの一】に着替えた後も。。。(だってあの衣装結構暑いのよ〜)
出番の終わった太郎やダイスケは自分達の楽屋に【くの一】がダレ〜〜と横たわってるので驚いてましたが・・・

しいちゃん

前回の公演中では臭い臭いと言われ続けた楽屋が、今回は「臭くないわね」と荒井さん
のお墨付き(言い過ぎかな?)をもらう程の無臭ぶり!
すげぇ!さすがは炭パワー!僕が持ってきたワケじゃないけど!

たろう

消臭剤を持って来たのは僕ですよ☆
だって、無かったら若手楽屋は三人の汗と太郎のタバコ臭さで死んでしまいます!!

とにかく作戦成功ですw
現時点では夏公演より冬公演の方が「クサイ」劇団ですww

だいすけ


私も横の方で適当に聞いた伝え聞きみたいなもんだから、確かな事は言えませんが。。。
なんでも、受付けやグッズ販売用にポップを作成してる時、さっきーが、ゆかに、
「DVDの映像も実際に流して販促するから、そのポップを作って〜例えば実演中とか〜」
という程度のラフな作成指令を出したらしい。

で、実際劇場に入ってノートパソコンの前にデカデカと掲げられたのは

【DVD実演中】

の文字。
いや、ま、それでも判るけどね。。。

なんか、ジャ○ネットタ○タか、外郎売じゃないんだから、【実演中】つ〜のはなんかね???

さっきーも
「適当に言っただけで、自分でよくもの考えて作りなさいよ〜!」と。。。

正しくはなんだろ?

しいちゃん

チャッターの正装服(灰色シャツに白ネクタイ)姿になる時、
私のハンガーにかかっているはずの、シャツ・ネクタイ・パンツが無い!
おかしいな〜と、他の人のハンガーをジロジロと見ていったら「あったー!」
すでに正装服に着替えていた方のハンガーに、服が丸々かかっていたんです!!
すぐにロビーに行き、我が服を着ている、「川崎さ〜ん!今、着てるの私の服なんですが…」
と、言ったら「えっ!?あ〜やっぱり後免ね。」と、すぐに着替え直してくれました。

川崎さんの慌てる姿を拝見できた一日でした。

つっちゃん


さ〜て本番前の作業も終わったし、軽くなんかいれとこうかな。。。と自分の化粧前に戻ってみると、
鏡の前には、でかいカタツムリの様な紫色の見慣れぬ物体が・・・

なんの陰謀なのか?前回のみさきの化粧前にはミカンが山の様に積まれていたが・・・

食えというのか〜?と、おそるおそるその物体を指先でつまみ上げると・・・
なんだよ!ゆかがさっきまで着てたカットソーじゃんかよっ!
身体から脱皮した形のまんま置かれていたのでした。
洗っとけってか?はははっ!はははっ。。ははは。。。。

チャッターはキャリアがある程下っ端になってゆく逆カーストです(苦笑)

一応・・・
「あんたね〜他の劇団でこんな事したら先輩女優さんにどんだけ怒られるか!」
なんて笑ってやりましたが。。。   

ま、ゆかの代わりに言い訳してやると。。。
ゆかはB型という可哀そうな血液が流れてる為、何かをしてる最中に何か用事が出来ると、
それまでのことは
そのまんまにして次の事をしてしまい、その後は思い出しもしないので、
やりちらかした事がその辺に散乱し
てゆく訳です。
ゆかは色々言いつけられる用事が多くて大変だもんね〜。。。

とはいうものの、この色んなもんがとっ散らかっる現象を呼ぶ、
チャッター内のB型人口の増殖に良いバルサンはないものか?と心配しつつ・・・まぁ楽しんでいます。。。

しいちゃん

優香よ…。
脱ぎ散らかした服を、荒井ちゃんの楽屋前に置くのはアカンって。。。

優香に聞いたら、記憶が無いまま、やらかしてたそうです。

仕込み日の、その光景を、大人なのに一番楽しんでいた隊長は、
その後、何度も!
優香の所有物を、コッソ〜〜リと、荒井ちゃんの楽屋前に置いていってました。
何を期待してるんだか…。

さっきー


ゆかの経済観念

前公演から、会計を任されたゆかっちょ。
本人は勿論のこと、隊員全員の不安と期待を背負っての公演会計部長の誕生です。
ま、何はともあれ、色んな失敗をし、隊長に怒鳴られながらも、おこづかい帳を片手に苦手な計算、孤軍奮闘してるわけです。
初日の朝のこと、そのゆかっちょが

「荒井さん、アイスコーヒーってこの粉のやつで作れますかね?」

と聞いてきた。
どうも前日の猛暑の中の仕込み作業でスタッフさん方の飲み物の売れゆきが良くて、用意した分では足りなくて急遽コンビ二で購入したアイスコーヒーを何度も買いに走ったらしい。
この日もかなり暑くなりそうだし、手作りコーヒーって出来ないですかね〜ということで。。。

「夏は家でもインスタントを牛乳で溶かして冷やしとくよ、出来んじゃない!」

なんて言ってたら、どのぐらいの割合か分らないのでちょっと見て貰えますか?
と、楽屋の台所で、二人してコーヒー作り。。。
私もゆかもそれ程コーヒー好きじゃないので、一応瓶に書かれてる140ccにスプーン2杯。というのを目安に安価のボトル水を購入。
小さなペットボトルにお湯でシャバシャバと溶かしたコーヒー原液を作成。
実は私も数を数えるのがあまり得意ではないので、5対300〜3×7〜7×5〜などとちょーいい加減な計算のもと、ペットボトルに

「1〜ぱい、2〜はい、3〜ばい・・・」

と数えながらやってると、面白がった小野隊長が、後ろを通りながら、

「後何杯?あれ、今何時?」

と邪魔してくる・・・

「あ〜今何杯まで入れたんだっけ?わかんなくなちゃった〜!」

と大騒ぎして、アイスコーヒーづくりに勤しんでおりました。
ちょびちょびデム君に味見してもらいながら、なんとかできあがってみると、
今度は

「荒井さん、ガムシロって出来ますかね〜?」

という事で、スティックシュガーを大量にお湯で溶かし、これもペットボトルにそれらしきモノをつくっちゃったわけです。
最初ゆかが作った時はそのまま飲める普通の砂糖水だったんで、コレ、コーヒーで薄め
るんだよ!って作りなおしました。
ビバ!100均!



「ゆかもこんな事考えるようになるなんて、経済観念が出てきたよね〜!」

って褒めたら、

「自分で会計やるようになって、いかに安くあげるかすごい燃えちゃうようになったんですよ〜!10円でも100円でも無駄に出来ませんっ!」


あの、稽古場探す時に、なんで買わないんですか?って言ってたバカっちょが・・・

おおぉぉ〜〜〜っ!!!!

ゆか成長したよ〜!!!
アイロンがけが出来るようになって、コードつきの電話がかけられるようになって・・・
また邪魔しに来た小野隊長にこの喜びを分けてあげようとしたら、

「5回目だもん、いい加減そんくらい成長してもらわなきゃ!」・・・

しいちゃん


『天敵現る!?』
今回トイレかを壊してしまい蒸気(煙)を出すシーンがあったのですが、そこでのハプニングをお話しましょう。
煙をだす機械を『ロスコ』というのですが、これが曲者で出してから暫くすると
自動的に残ってた液を煙にして出すという習性があるのです。
真っ先に餌食になったのは僕で、星川(大輔)と一緒にトイレへ駆け込んだシーンで
しゃがんで出番を待ってるときに『プシューッ!!』っと顔に煙をかけられました。
それからというものかけられないように、うちわやミニ扇風機を手に持って待ち構えるようになったのですが、
今日は無いなと安心して手から離すと『プシューッ!!』とくるんです。
皆さんから見えない所でこんな戦いが繰り広げられていたとは…。
…ちなみに戦績は『5戦5敗』 …完敗でした。

せいじ

今回の舞台ではチャッターでは初?のロスコという機械が使われました。
これは特殊な油を機械で煙に変えるものなんです。
今回はトイレが壊れたという場面で使われました。

で、そのロスコ。ちょっとこまった奴で使った後暫くするとちょっとだけ煙が噴き出すんですよ。
しかも、いつ噴き出すか予想がつかない。
その煙に見事に毎回引っ掛かってる人がいました。

西村誠治その人です。

二宮と星川がトイレに入った後、誠治さんは座って休憩しています。
冒頭からの登場なので汗びっしょりです。
で、汗を拭いているとロスコから煙が…。
しかも、吹き出し口は誠治さんの顔の前。

そうなんです。
誠治さんは舞台裏に戻ってきては、顔に煙を浴びていたんです。
僕は自分の出番を舞台袖で待ちながら、
この光景を見て笑いを我慢していました。

後日聞いたところによると、優香も誠治さんと同じ目に毎回遭ってたそうな…。

ほんちゃん

初日は本番前にゲネをやる事になっています。

この日はさっきーの仕事帰り待ちで、さっきーが劇場に入り次第ゲネを始めることになっていました。

ところが、さっきーが小屋入りしても、いっこうにゲネが始まる気配がありません。

そう、今回シャワー室からスモークを出す為、その時々で、手の空いてる出演者がロスコを炊く裏方さんに変身することになってるのですが。。。

本ちゃんがその練習の為ロスコのスイッチを何度も試したもんだから、舞台上はまるで火事場の芝居かと隊長も突っ込むほどまっ白しろ〜・・・

これでは照明も分らないので、さっきー待ちが煙待ちのゲネ前でした。

しかし、これが暗示するかの様に翌日の深夜、劇場のご近所で7件を焼く放火による大火事があり、私もバスで遅れそうになるほど消防車で目白通りは渋滞。
近所に住む音響さんは寝不足。朝のニュースで聞き覚えのある地名と見慣れた景色を目にした神保ちゃんは、劇場が火事になったんじゃないかと心配して・・・

私も昔買物に行ってた家具やさんだったんで、本当にびっくりしました。

そして、チャッター内の禁煙運動はなお強化されてゆくのでありました。

しいちゃん


トイレに入ったら…、

トイレットペーパーが、切れ端60cmくらいの長さで、
ビロ〜〜〜〜ン!
便座には、水流が悪かったらしく、流れ残ったトイレットペーパーが…!

A型の私には、こういうのが信じられません!!!
恥ずかしくないのかぁぁぁぁぁ!?

けどね…別に、トイレットペーパーを三角に折れ!とは言わないよ。
あれは、A型の私もメンドイのでやりませ〜ん。

さっきー

何度も明言しておきますが、私は衣装部の責任者です。

今回小屋入りしてからのアイロンかけや縫い物の仕事も殆どなかったので、別に良いっちゃ良いんですが・・・

ゆかっちょの仕事が多岐にわたってたせいか、その助っ人につっちゃんが駆り出され・・・
私は毎回小道具のアイロンかけやら、小道具の片付けやら。。。

小道具部長都築のパシリと化しておりました。

次は何を言いつけられるのかしら〜(笑)

しいちゃん


軽く、ほんの軽〜く、出トチリをしちゃいました。
テヘっ。
多分生涯初めての経験です^^;

それは、物語の後半に入る直前の楽屋でした。
誠治が提案をしてきました。
小野さんがおやすみだった時のあの稽古、今日やる?

それは、東城がガードマンのテーマ曲を歌ったところ、みんなに「歌はダメッ!」と叱られてしまうシーン。
その叱りをやめて、好きなだけ歌わせてあげようという稽古をしてあったのだ(もちろん小野さんには内緒)
えっ!?
どうしよっか??

間もなく誠治と大輔は出番で舞台上へ行かなければならない。

なんとなく、決定権が僕に…。

一瞬の葛藤、「んじゃ、やろっか」「あいよっ行ってきます、太郎には伝えとく〜」
サクッと決まり、誠治と大輔はスタンバイに向かう。

僕はたかすぃに今日決行の旨を伝え、モニターで舞台上をみる…

あっ…。

そこには本ちゃんが…。
あちゃー、本ちゃんに伝わらないじゃん…。

本ちゃんに伝える方法はないか?本ちゃんに伝わってなくてもいけるか?
頭の中をいくつものシュミレーションが駆け巡ります。

本ちゃんに伝えずの場合…小野さんが歌い始めたら、本ちゃんはツッコミをいれてしまいます。
ダメか…

では知らせる事はできないか?
サイン、ポーズを考えましたが…
ダ…ダメかなぁ…。

決断!

『中止!』

たかすぃに中止を伝え、スタンバイに向かいます。

太郎がまだスタンバイでした。
「誠治と大輔が台詞を言わなくなるけど、本ちゃんだけ台詞を言っておかしくなるよりマシだから、中止で!」

わかりました!と答え、太郎は舞台へ。

さて、ホッとしたのもつかの間、まもなく自分の出番です。
ここでまた、色々考えが巡ります。

誠治と大輔に中止の旨、伝えなくて大丈夫かな…
うまく伝える方法ないかなぁ…

なんか、不安になっていきます。

どうしよう…なんとかうまい具合にいかないかなぁ…
何かサイン送るか?
イヤイヤ、どんな風に受けとるかわからん…

と、ずーっとグルグル駆け巡ります。

僕の登場手前の本ちゃんの台詞はよ〜くきこえてました…。

ただその台詞が、自分の登場前の台詞だと認識したのは、本ちゃんが喋り終わって1秒後でしたorz
身体が動き台詞をはきながら慌てて登場しましたが、
トータル2〜3秒位の空白ができた筈です。

舞台上までほんの3歩。
ひしひしと感じる、アレッという空気w
僕が顔を覗かせた瞬間の『お前か〜っ』というみんなの顔が忘れられません。

例のシーンは僕・本ちゃん・太郎・たかすぃで無事ツッコミ完了。

誰にも内緒で世界を救った気分でしたw

あーもう、余計な事はやめておこう!

でむ


『天敵現る!?2』
今回、裏のスペースが狭く待機できる人数が限られるぐらいでした。
二宮(せ〜じ)が次の出番を待っていると誰かがわき腹をくすぐってくるのです。
誰だ!?と思い横を見ると一人しかいないのに私じゃないという顔をしてる『ゆうこちゃん(優香)』
がいました。ここからが勝負の始まりでした。
表では芝居真っ最中なので声が出せず、しずかに激しいバトルが皆さんの見えないところで繰り広げられていたのです。
…ちなみに戦績は『5戦4勝1敗』と僕が勝ち越しました! 一敗は僕の弱点をつかれてのKO負けでした!

せいじ

土曜夜のお客様に、小野さんの親友の某有名声優Mさんがいらっしゃいました。
Mさんは先日、酔って『あばら』を骨折。
今もコルセットをしての生活との事。

小野さんが僕に、Mさんの席の場所を訪ねてきます。

「何するんですか?」
「これをパンフに挟んでおこうと思って…」

その紙には、『アバラ痛い?ハハハ』と大きく丸文字で書いてありました
(小野さんは特徴的な丸文字を使います)

こういうイタズラができるのが、指定席のよいところw

席まちがえないでおいてくださいね〜と小野さんに念押しします。

そして、その日の公演終了。Mさんはお仕事の為、呑まずに帰ってしまわれました。

果たして、気付いたのか?っていうか、メッセージは渡ったのか…?

それから1週間後。
Mさんの劇団の人にきいた話です。


確か11日の火曜日だったと思います。
Mさんが劇団にきて、コルセット外して汗を拭いてたんです。
その時、カバンにいれてあったパンフからちらしを出してより分けていると突然、ワッハッハ〜と笑い始めたんです。
これみて!とみせてくれた紙にはかわいい丸文字(w)で、『アバラ痛い?ワッハッハ』って書いてありました。
あぁー、あれ小野さんが書いたんですか〜


メッセージは見事、Mさんに届いていましたが、気付かれるの遅っ!

でむ


本番中、楽屋でモニターを見ている人たちは、格好の餌食です♪
『膝カックン』を久々に堪能出来ました♪
あ〜〜〜!楽しかった♪

さっきー

それは、ある本番中のことです。
モニターを見ながら出番を待っていると突如視界が低くなったのです!

何事じゃあ!!と思ったのも束の間、膝が勝手に曲がってました。
そして後ろには満面の笑みの川崎さん…。

その後も他の人に仕掛けてました…。
それを傍目で見ている僕も…満面の笑みでしたw

だいすけ


その場に居る登場人物が考えると…
全員同時に「ん〜」と発する。

何回も偶然に繰り返すその行為は…
いつしか全員で歌い上げるかのようである。
《演劇部隊ChatterGang恒例カクスコ的ゴスペラーズ系劇団四季真っ青芝居》は…次回に期待して下さいね。
(意味なく長いね)

おのけん

男声ハーモニーのとこ、あえて私はカクスコの名前は伏せておいたのに〜〜!
知らんもんね〜(ウヒヒ)

しいちゃん


芝居は「生もの」です。いつ何があるか解りません。前回の公演では…ラストの花が飛ばない回がありました。
それはDVD用の撮影を行った回で…2日目の金曜日の回でした。
ここに「花が飛ばない金曜日」と云う記憶が残ります。

そこで今回の記憶の試みは…ハプニングではなく意図的です。
誰がどの回を観たかを記憶させるのです。
方法は至って簡単…今回の芝居のラストに発覚する《殺し屋》を変えていくのです。
実際に毎回変えると稽古が大変なので…一人づつ殺し屋を増やす事にしました。
また増える役者は前の回で軽くウォーミングアップする感じで…目立たなくて良い芝居をさせています。

さあ!その答えです。括弧の中は目立たなくて良い方の殺し屋です。

一日目…くの一役・荒井(看護婦役・岡田)
二日目…くの一&看護婦(ボディーガード役・本田)
土曜昼…くの一&看護婦&ボディーガード(弁護士役・出村)
土曜夜…くの一&看護婦&ボディーガード&弁護士(患者役・春山)
千秋楽…くの一&看護婦&ボディーガード&弁護士&患者

そして全ての回に登場した出前持ち役・都築が写真を見て、
標的である東城役・小野を探していたのがお解りだったでしょうか?

この事を観に来たお客さんに言うと…何故か皆さん不愉快になります。
そして「もっと解るように…長く明りをつけておけ!」って仰います。
でも…サッと明りが消える所が粋じゃないのかな〜と思うのですが…

あれ?この企画…評判悪い?

おのけん

今回ラストの殺し屋は日毎に増えていく様にみせましたが、
稽古場ではちゃんと『全員殺し屋』の様にラストはつくってありました。

小屋入りし、照明が入り、ラストのカットアウトのタイミングを考慮した結果、
粒だててわかりやすくした方がいいだろうという事になったのです。

暗転になるため、ほとんどみえなかったかもしれませんが、
残り明かりのなかでは全員が東城に向かって殺意を向けていました。

なので、そのタイミングを日毎に早くしていく人を増やしただけだったのでした。

土曜夜「御木」も解るようにしてという演出の指示。
たかすぃに借りたモデルガンをカバンに忍ばせ、いよいよラスト、カバンに手をツッコミます!
このスタートが僅かに遅くタイムロス。

あっ…。

一瞬、銃がうまく掴めません…。
更にタイムロス。

銃を取り出し構えた時には周りは真っ暗に…orz


楽日はリベンジです。
小さい銃を購入し、とにかく取り出しやすくセッティングします。

そして今度は成功〜。

ホッと胸をなでおろしての、カーテンコールでした。

公演後、友人にきくと、真ん中のクノイチと看護婦さんにきをとられてて、
出村がそんな事しているのにはきづかなかったよと言われました。_| ̄|〇

友人よ、せめてお前達は俺をみていろ…。

でむ

初日以来エンディングを変更していったので、
毎日本番前にスタッフさんとタイミングを合わせるリハを行いました。

そのシーンに出てくる人間が全員立ち位置について・・・
そして小道具は増え、その小道具の持ち主も変わり・・・
と、壁の前の皆は変更箇所を伝えられ、何度も繰り返します。
私は一人窓(網戸)越しなんで、前でどんな打ち合わせが行われてるかイマイチ分りにくいまま、
同じく何度も窓のあちらからこちらへ〜そして落っこちる。。。


ちょっぴし寂しくなっちゃったので、客席に居る隊長に

「私は変更無しで良いんですか?」

とたずねると、

「あ、静香は、頭から落っこちてきて!」

って・・・

無理!

しいちゃん


アライロード第5章 byトラブル続き

さ〜その狭いアライロードですが、楽日での事です。

暗闇といってもいつもの慣れた獣道、いや、荒井道ですから、スイ〜スイ〜と行くはずでした。

ところが、

【コンっ!】

コンっ!てなんだ???コンっ!て!!!

いつも何も無いはずの通り道の真ん中にバケツが〜!!!

誰だよ〜こんなもん置いたの〜!


ま、それにめげずに腹ばい体勢をとり、いざほふく前進。

もう少しで壁をすり抜けようとその時、

何かが私を引っ張るんです・・・

手で横や後ろの方をさぐっても何にも引っかかっている訳じゃありません。

とにかく出番も近いし…急がないと!

日々楽屋で過ごす時間増えていったわたし。。。

余裕をぶっかまして結構ギリギリまで楽屋で着替えておりました。

先にも書いたように、私は一度窓の反対側にわたってから出てこなくてはなりません。

それなのに、このほふく前進を何かが邪魔するのです。

何度前に進もうとしても、何かが私を引き止める・・・

もしかしてコレは劇場の暗闇に出るという・・・

んぎゃ〜〜〜!!!



もうこれ以上間に合わんという所で勢い付けて前に進んだ私の耳に

【ビリっ〜】という

絹を裂くような音が・・・



結局パンツのヒラヒラの一枚がなんかのバリに引っかかっていたらしいんですが・・・

それで、スタンバイをあせってしまって一番目の箱馬の上でバランスを崩し、口にくわ
えていたナイフを出番前に落としまして・・・

最悪な事にそのナイフのヤロウが、壁の裏に

【カンっ!】

って・・・・

しいちゃん

僕はカーテンコールで…ボーっと立ってる役者が可哀想です。
そして今まで演じた役から離れて…自を出す役者も可哀想になります。
だから今回からは…僕一人で最後の挨拶をしました。
でも日に日に…一人は寂しくなって来ました。
そして土曜の夜は…退場が遅れた岡田隊員を拉致って一緒に挨拶をさせました。
これで勇気が出たので…楽日は6人の方に残って頂きました。
そして図に乗って…唄を歌いました。
昭和40年頃に埼玉県の或る地域で流行った唄です。《ギョウチュウの唄》と云うタイトルです。
♪〜僕たちゃギョウチュウっ子 昭和のギョウチュウっ子
と始まる唄です。

終演後に川崎隊員に言われました。「千秋楽にギョウチュウは無いんじゃないですか」

おのけん


打ち上げが終わり稽古場でやんちゃなぼくが目を覚ましたので、こんなのを作ってみました。

今思い出しただけでも恐ろしい殺人事件が2件東池袋で起きました。
事件発生は10:10分。とある稽古場

ウゥ〜〜〜〜、ウゥ〜〜〜〜フォアン、フォアン…

ガチャッ

みずき警部  『殺人事件だって』
せいじ警部補 『むごいもんですよ』
みずき警部  『で、状況は』
せいじ警部補 『はい、食事中に友人と口論になったそうで、カッとなった友人が』
みずき警部  『口論の原因は』
せいじ警部補 『なんでも牛丼に卵を入れるか入れないかだそうです』
みずき警部  『そんなつまらないことでか!? でその友人というのは?』
せいじ警部補 『はい、加害者の名前はテリーマン』
みずき警部  『ま、まさか! 被害者は!』
せいじ警部補 『はい!そのまさかの、キン肉マンです!!』



ウゥ〜〜〜〜、ウゥ〜〜〜〜フォアン、フォアン…

ガチャッ


みずき警部  『また殺人事件だって』
せいじ警部補 『むごいもんですよ』
みずき警部  『で、状況は』
せいじ警部補 『はい、職務中に何者かに殺られたようです』
みずき警部  『そうか、で被害者の仕事は?』
せいじ警部補 『交番勤務の警官です』
みずき警部  『我々の仲間なのか!?』
せいじ警部補 『はい、今、上司の大原部長がこちらに駆けつけてるところです』
みずき警部  『ま、まさか! 被害者は!』
せいじ警部補 『はい!そのまさかの、両津勘吉です!!』



みずき警部  『やな事件だったな』
せいじ警部補 『はい』
みずき警部  『一杯呑みに行くか?』
せいじ警部補 『はい、行きますか!』
みずき警部  『お前のおごりでな』
せいじ警部補 『警部〜…』
二人     『はっはっはっはっ…』

                       つづく …かもしれない

せいじ




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