皆さん、オープニング中暗闇の中で流れてくる看護婦ゆうこと、
バイト君の13階段を
のぼって来たらしい息の音覚えていますか?
生声になる前のSEのとこです。
あの部分は音響のオーディオタナカの田中さんと神保君が
稽古場に機材を持ち込んで下
さり、録音をして頂きました。

台本の段階でも、○○○なあえぎとも、暑さの中階段をのぼる息ともどの様にとられても良いような激しい息という事で、お客様にもちょっぴりドキっとしてもらおうと、録音時、田中さんよりゆかに
「最初のひと声だけでいいからちょっと色っぽい息でちょうだい」
という注文が入りました。

この色っぽい声というのが、なかなかゆかには出す事が出来ません。

ゆかに出せるわけがありません(苦笑)
ま、何回かダメをだされながら、田中さんの熱心な演技指導のもと、
なんとかそれっぽ
く聞こえるOKテイクが録れた訳です。

誠治の方はやりすぎて田中さんから、
「う〜ん男の色っぽい声はそんなにはいらない〜」
と拒否されてました(苦笑)
田中さん曰く
「僕が代わりにやるよ〜」って。。。
さて、この田中さん。
ヒッチコックの様に今までのチャッターの公演でも、ある時は開演前のアナウンスにチョロっと出たり、
3rdの時は銀行内の警備員の声でと…。
ま〜他の劇団でも全面的に出演され、派手なお衣装で歌も歌った事もあったり…
とにかく声だけでもノーギャラでエキストラ出演されてたりする訳です。

今回一応誠治とゆかの声で録音は終了したのですが・・・
劇場に入っていざ例のシーンの音を流すまで、
もしかするとゆかのあえぎの相手が田中さんの声に変わってたらどうする?なんて冗談がまことしやかに語られていました。
ま、無事ゆかと誠治の声で流れてきた訳ですが。。。

しいちゃん

稽古の時から本番の衣装での動きを考えて、稽古用衣装を使う人がいます。
僕は稽古用のジャケット
誠治さんは稽古用のエプロン
で、問題なのがデムさん
稽古用のジャケットとネクタイとベルト
こう聞くと「なんだ、普通じゃん」と思うでしょ?
違うんですよ。
デムさんはジャージにTシャツ、その上にジャケットを羽織り、首にネクタイを直接巻き、
Tシャツの上からベルトをするんです。
その姿、
変質者っぽいんですよ。
しかもベルトには微妙にお腹の肉が乗っかってるし…。

稽古場では決して弁護士に見えないデムさんでしたw

ほんちゃん

動きが、ロックンロールフラワーになってしまうデムに…
「スーツを意識して、ネクタイとベルトすると、動きが変わるかもよ!」とアドバイスした。
そしたら、見事に、ロックンロールフラワー動きは無くなった!やった〜!

しか〜しっ!!!
稽古場には、
“変態ネクタイベルト星人”が1人、発生してしまいました…。
またの名を“変態SMオヤジ”…。

さっきー

「忍法くの一の秘宝館衣装館」・・・なんのこっちゃ!

今回の公演、仕事や家庭の事情で全面的な稽古参加が怪しいのが分っていたので、1回お休みして裏方作業だけの参加予定だった私。

本番も近いある日、稽古を休んだ衣装部の私の携帯に、
いつもの様に隊長からメールが。。。

タイトル「質問です」
本文
〔忍者〕か〔くの一〕の衣装をお持ちですか?
着用する役者『あなた』です。
たかすぃの衣装は半そでの。。。云々(以下省略)


という衣装関係の連絡メールが。


現場からの移動中、ふと自分の衣裳部屋の事を想像して。。。

え〜と…忍者の衣装は持ってませんが、手持ちの中の何かと何かを合体させれば、〔くの一〕っぽくなるかも知れない「何か」は持ってます。
…でもだいぶ動きの鈍い〔くの一〕になって…( ̄◇ ̄;;
たかすぃの衣装は(以下衣装関連の連絡続く)

と返信しました。
それが、今回突然の〔くの一〕への変身出演の切欠です。

という訳で、以前ライブで着た衣装(今もたまに普段着ますが…)や3rdで徳川慶喜の衣装として使った羽織とか、手持ちの小物など色々合わせ、4thで着たチャイナの幅出し用に買って使わなかったハギレで、前かけ?とハチマキ?を作って、母が飽きて置いていったブーツを履いて終了。

リーズナブル〜!!

しいちゃん

すっかり恒例となった荒井さんの衣装エピソード。

今回のオファーは
小野「静香、
忍者の衣装持ってる?」
不可能を可能にするブラックホール級無限クローゼットをもつ女、荒井静香
答えは…
「忍者服はないけど
くの一なら用意できます」

?????????

意味不明な答えに、我々は度肝を抜かれるしかなかった…。

荒井邸クローゼット探検隊発足の日は近い…。

でむ


5thに続き今回も挑戦してしまいました。
男声混声合唱隊!イヤ、男声混
合唱隊!
しか〜し!
相変わらずデムはチャッター内のオンチ帝王として大君臨しておりまして、本ちゃんもやはりデムに負けず劣らず音感はだいぶ怪しい。誠治も似たりよったり・・・
隊長も遠い昔CDを出してるとはいえこれも・・・ダ
イスケも…。

稽古場ではいくらやっても全くハーモニーにならず・・・
最初に随分高い所から始まってしまうと、途中で当然高く取れない人が出てきたり、3度で続けてけばいいものを、半音づれたりいきなり4度飛び越えたり・・・
自分の出した音を忘れてハモろうとするから、完璧に不協和音

それが、順番を変えただけで、なんとやっとこさ劇場入りしてから、なんとか耳に障らない程度のハーモニーが実現したのです。

ですから、どうぞこれ以上のものはけっして求めないで下さい。
これはお客様の為でもあります。
そして毎回稽古でヒドイものを聞かされる隊員達の身にもなって下さい。

しいちゃん

稽古後のダメだしタイム。

小野「恵理子(川崎)がでむ、気持ち悪いってよ〜」

ええっ〜!
…今回の僕の一発目の登場は、ゲロゲロ〜状態。
超ポジティブに考えると、それだけリアルに気持ち悪い芝居が出来ていたと解釈できますが、演出のトーンは明らかに批判的…。
つまり、ありえない芝居=気持ち悪い芝居となり、整理的に気持ち悪い芝居=非リアルという事…。

あうう〜と瞬時に凹んでいると、

さっきー「そういう言い方は誤解を招くじゃないですかーっ!」
小野「だって、気持ち悪くなったんでしょー?でむ〜評判ワルイヨ〜。はい、次〜」

と、その場はスルー。
悶々…。

稽古後、さっきーが飛んできて、事情を説明してくれました。

実はさっきー、この日の2〜3日前、食中毒騒ぎで話題になった、白インゲンの犠牲者の一人。
僕のおえ〜っていうシーンを見ていて、数日前の食中毒症状を思い出して気持ち悪くなったと説明してくれました。

なんだ、芝居がよかった訳でも、悪かった訳でもないんだ…それはそれでう〜んorz

さっきー「だから、でむちゃんが気持ち悪いとかじゃないからねっ!」

いや…そこは考えてませんから、その念押しは逆に必要ありません…orz

でむ



小野さんの登場シーン。
まるで露出狂のような変態スタイルでへっぴり腰で部屋に入ってきます。
両手を構えて、何かに怯えている芝居なのですが、僕には『スマンスマン』と謝っているように見えてしまいます。
あまりにおもしろいので、さっきーに笑いをおすそ分け。
普通に怯えている様に見えていたさっきーでしたが、もう謝っているようにしかみえませんw

小野さんが構えるたびに、2人で、
『スマンスマンスマン…』
『スマンスマンスマン…』
とアフレコをして大爆笑。

その事を小野さんに告白すると、次の稽古からは、明らかに【謝り度】が上がっていますw
こうなったら、ちゃんと、声をだしてアフレコしないと失礼というものです(?)
僕ら2人の
『スマンスマンスマン…』
の声に、小野さんがわざわざあわせて動いてくれます。

見ているまわりもそれにきづくと、すかさず『スマンスマン』の大合唱ですw

軽快なフットワークでに謝り続ける小野さん…
なんの稽古だこれ(笑)

でむ

『アライロード』 byトラブルだらけ・・・

今回はお休みといいつつも、稽古がはじまった頃から冗談で、静香を客席の空中に飛ばそう!とかアホな事を言われてたのですが・・・

とうとう本当にアホな役が。。。

そんな訳で、わたしが稽古を休んだ日に密かにセリフも直され・・・
すでに完璧な図面が出来上がっていたのに、急遽舞台美術の田代さんに、〔くの一〕が通る舞台裏の道を作ってもらったらしい。
翌々日稽古場に行くと
ファクスで左上に
『アライロード』と黒く太書きされた図面が届いており・・・
田代さんはこの相談に嬉々として図面をひいてくれたらしい。

そう、そして、本番中私しか通ることのないアライロードはトラブル続きの裏道となるのです。

そのお話は楽屋日記に続く!

しいちゃん


今回特にセリフが入らなかったシーン。
それは、彩戸うえちゃんのでてくるシーンです。

ぼくと本ちゃんにとって、彩戸うえちゃんのシーンはとにかく鬼門
本ちゃんにいたっては、うえちゃんきらーいと言い出す始末w

2人にとっては、まさに
でした。

でむ

今回の公演で、サングラス姿で登場した本田さん
稽古中は、本番とは違ったサングラスをかけていたのですが、これが大きめのサングラスですて、小野隊長から、
「ほんちゃん、虫みたいだね」
といわれていました
他の隊員も納得の様子
確かに大きなサングラスのせいで、
トンボカマキリのように見えなくもありません
「虫に似てるなんて言われるの、人生で初めてだ…」
本田さん、かなりショックだったようです
次の稽古から、本番用のサングラスをしていたのは言うまでもありません

たかすぃ

稽古場にいつもある靴べらが突如紛失!
「何処に?」と、思っていたら、どうも荒井さんが壊してしまったみたい…。
数日後、色違いの靴べらが置いてありました。。。
いつもさすがですね!荒井さん

つっちゃん

それは6月下旬のある稽古終了後の出来事。
終電も近づいてきたので各々、帰り支度をしていました。
すると玄関から不気味な「パリン!」とも「バキ!!」とも聞こえたイヤな物音が…


恐る恐る振り返ってみると…


荒井さんが靴べら
破壊してましたww
悪乗り軍団は早速現場検証開始!!!
終電が迫っているのにまったく関係なしで現場検証は始まります。
紙で数字のプレートを作りチョークで線を引き…まるで
殺人現場さながら☆

後日、今まで青の靴べらが置いてあった場所には…まったく同じ形の
黄色の靴べらがありました。
次は誰が壊すのやら…。

だいすけ

稽古場を設けて1年以上が経ち生活の匂いが漂い始めます。
そして誰も居なかった廃墟のビルにも借り手が現れて
息衝いて来ました。となると現れるのが…Gokiburi君です。
隊員たちは彼らが大嫌いです。その嫌い度は
女性隊員より男性隊員の方が高いようです。

或る日、G君が出現しても逃げ捲る男どもに嫌気がさした川崎隊員は[G君撲滅殺虫剤]を2本購入して来ました。これが有れば百人力の隊員達は…逆に今か今かとG君が現れるのを待ちます。

そして購入から一週間後…遂にG君が現れました!必死に[川崎購入殺虫剤]で攻撃する出村隊員!しかし敵は…世界が滅びても生き残ると言われるG君!なかなか息の根を止める事が出来ません!その時、出村隊員が叫びます「さっき〜!これってG君用の殺虫剤じゃないじゃんないの!」
そうだったのです。その缶には《ジェット噴射で
ハエ・蚊を落とす!アースジェット》と書かれていたのです。
慌てて逃げる出村隊員…そして小さくなる川崎隊員。
G君は…それを見て笑っていましたとさ。

おのけん

川崎さんと春山君はシンクロ率が高いんです!
「なにが?」と言うと、稽古に持ってきてる飲み物が、いつもと言って良いほど同じ!!
凄いシンクロ率だーと思っていたら、飲み物だけにはとどまらず、
衣装を入れる
キャリーケースも一緒だったんです〜!凄すぎです。。。
次は何が一緒なんでしょうかね?

つっちゃん

我がチャッターギャングでは、稽古場に忘れた台本は、冷凍庫に保管されることになっています
しかし最近では、隊員のみんなも飽きてきたようで、保管場所を変えてきています
太郎が忘れた台本は、
アコーディオンカーテンに挟まれていました
ゆかっちょさんが忘れたときは、冷凍庫に「ここじゃないよ」という張り紙が…
保管場所が、どんどん手の込んだ場所になって行きます
絶対に忘れないぞと、僕は心に誓いました

たかすぃ

道具の移動回転イスの事。

個人的にイスを使うのを希望して、理想の病院イスを道具屋周りをして、体調悪いピーク時に苦労して探し出してきた!
体調は
白豆ごときにやられて、弱った為、くらくらな感じ。
けど、自分で使うと希望したんだから、頑張って探したんだよぅ!

それなのに…それなのに!
いつの間にか、みんな使ってんじゃんかよ〜!!!
大輔でしょ、優香でしょ、本ちゃんでしょ、誠治でしょ…。
ん〜?何かがおかしいよね!?
「使っていい?」って、聞かれてないしー!

さっきー

今回、優香(ゆうこちゃん)を持ち上げるシーンができて稽古で持ち上げてたのですが、
日にちが暫くたって持ち上げてみたらやたら上げにくく感じたので優香に
『太った?』って聞いたら、
『ナース服がすべる素材だから』って答えてました。
しかし、また日にちが暫くして持ち上げてみるとなんなく持てたので優香に
『ダイエットした?』ってきいたら
『はい!』だって!
うっかり口がすべった優香ちゃんでした♪

せいじ


最近、うちの劇団に変な動きをする生き物がいます。
名前を「仁藤千春」といいます。
彼女は春山や杉本と同じく小野さんの元教え子なんですが、とにかく動きが変なんです。
今回の稽古ではいろんな役の代役をやったんですが、本役がしない、出来ない動きをしてくるんですよ。

観ている分には面白いんですけどねぇ…。

ほんちゃん

我が隊には、“見えないもの”とコミュニケーションをとる人間が居る。

都築隊員は、いつも空中をみて「ホケ〜〜〜ッ」としてる。時々、笑ったりしてる所をみると…コビトさんと円座を組んでいるっぽい。。。

太郎隊員は、明るい心情を想定したい時には、空から誰かが「キタ来たキタ来た〜〜〜!」と独り言を言う。
妖精さんが隊列を組んで、太郎隊員の元へ降りてきてるっぽい。。。

…ちょっと怖い。

さっきー

今回の僕の髪型は稽古場で決まりました。
たまたま前髪がうっとうしくてゴムでちょん髷にしていたところ、エプロンとマッチしていて演出家が『それで行こう!!』と一言。
いいのかな?なんて思っていたら、お客さんの評判が良かったので、まっいいか!

せいじ


☆ 今回、一番の課題だった『13階・階段で上って来た時の息』

みんなで東京タワーに上ったり、一人で地下鉄の階段駆け上がってみたり。。
いろいろ試してみたわけなんですが、やっぱり稽古前には実際に息をあげてみようと腹筋やらモモ上げやらやってたんですよ。
アップというやつです。

そしたら、それを見ていた誠治さんが
『シャドーボクシングがいいよ』
とアドバイスをくれました。


...しゃどーぼくしんぐ・・?

ん〜、ボクシングなんてドラマでしか見たことないし。。
とりあえず雰囲気オンリーでやってみることに。。

ていっ!ていっ!!
足元は軽いフットワークで小刻みにパンチを繰り出す。。
時にはジャブジャブストレート!
(あくまでも雰囲気ですから。。w)
イメージはモンスターファームのハム(←分かる人だけ分かってください。。w)

ゆかの中ではかっこいいシャドーボクシングが成立してたのですが意に反して
爆笑の渦〜・・?


な〜んで〜〜〜???


みんな笑いすぎてヒ〜ヒ〜いいながら
『もう一回やって!もう一回!』
って、そんなにおかしかったのかなぁ。。?

しかも採用!って芝居の中に取り入れられたけど、
最終的にはパンチが活きてるだけになっちゃってたかな。。?

ほんとは『女の意地〜』はシャドーボクシングでぴょこぴょこしてるはずだったかも・・?w

ゆかっちょ

ゆかさんの「こうなったら女の意地ですよ!」の動き、アレ、シャドーボクシングなんですよね・・・見えません

たろう

いつぞやの稽古からゆうこが、星川の「この枕、枕カバーがないじゃないですか」に二度見をかますところ、
おのさんの熱い指導が入ります。ゆかさんはそれに答えます。二人は真剣です。
おのさんの手取り足取りから離れて一人で挑戦。二度見!!端で小首を傾げるおのさん。
今のは理想的な二度見ではなかったんですね。
おのさんだけではない、二度見だけではない、ここは使える!これで使える!
とあらゆる仕掛けを皆さんお作りになる。この隊の気質を垣間見たようです。

ちー


西村隊員は昔から舞台作りに興味がある男でした。ですから道具作りも良く把握していて、舞台美術の田代さんにも信頼されています。
作れる自信だからでしょうか?彼は何回も何回も道具を壊します。昔から何回も何回も道具を壊します。しかし壊しても…直ぐに直します。でも…また壊します。
今回の稽古はカラーボックスを何回も蹴っ飛ばしていました。元気だったカラーボックスも何回も蹴られたら…壊れます。
また稽古場の防音用のカーテンを壊します。何回も力任せに引っ張ります。当然、立派に吊っていたカーテンも外れます。彼は直します。でも…また外します。
本人は「芝居に集中しているから…」と言いますが…でもそうだとしたら世界中の稽古場や劇場は崩壊し続けです。
そんな彼の呼び名は
《クラッシャー・セイジ》…誰だ?格好良いと思ったのは。

おのけん

壊し屋誠治の反省だけはしない人生

壊し屋といえば、過去にもわがチャッターには伊藤健太郎という隊員がいましたが。。。
それでもそれ程大きくない体をなお小さくして皆に謝っていたものです。

私だって確かに稽古場の入り口のカーテンを踏んづけて、よくはずしてしまいますよ・・・
みんなの邪魔をしない様に気をつけている時に限ってね・・・
しかしですよ〜一応気もつかうし、謝るし、表面上はちゃんと反省の態度を示している訳ですよ〜!

ところが誠治は稽古中、ま、熱が入ってるといえば聞こえがいいのですが、今回の金具が取れる窓代わりのカーテンを引っ張って、とうとう全部はずしてしまいました。
以前にも舞台の蹴こみを壊したり・・・

でも、舞監(舞台監督)であり大道具も小道具もやってきた誠治にとって修理なんてお手の物。
自分で直せるもんんだから、謝らない、反省しない・・・

しいちゃん

壊し屋誠治というと、なんかとってもVシネっぽいのですが、そんないいものではありません。
自分の感情の赴くままに動きまわる、まるで北島マヤの様な男。
北島マヤが舞台荒らしならば、誠治は舞台壊しです。
そして、舞台直しです。


自分でなおすからいいもん!っと開き直ったのは、扉の「サン」を蹴り折った時の事でした。

それから数年経ち、今や、何を壊しても自分で直せる自信をもった誠治は、
今日も感情の赴くままに舞台上で暴れ回るのでした。

でむ

“大道具クラッシャー誠治”今回も健在みたいです。
稽古場のカーテンレールは、右側が外れ…左側が外れ…1枚ものが全部落ちてきました。
しかし!壊したとこは自分で修理するのが、誠治の良いとこですね♪

さっきー

確か最終稽古だったかと思いますが、「パオ〜」と叫び僕が電話を切るシーンで勢い余って電話機を「ブッ」壊してしまいました・・・すみません

たろう


B型二人の荷造り。
「これいる?」
「う〜ん」
「いらないかな」
「持っていきましょう、ないよりはあったほうが」
「そうだね」
自分もきっと同じ発言をする、そう思ってちょっと複雑な気持ちになった日です。

ちー

今日は明日の劇場入りの為に引越しの荷造りと積み込みの日です。
病院のベッドや収納キャビネットを先にトラックで取りに行ったトラック隊(誠治、ダイスケ、太郎)以外は稽古場で荷造りをしたり、受付のフリップ作りや席番カード作りをしながらトラック隊を待ちます。
隊員達はそれぞれの作業に追われてるのですが、責任者というだけで、本日はやる事の無いテンションだけ高い隊長は、しょ〜も無いギャグをかましながらも、誰にも相手にされないものだから、あっちウロチョロ、こっちウロチョロ・・・
ま、ある意味みんなの邪魔をしている訳です。

そしてあらかた荷造りも終了しようかという頃、トラック隊はいったい何時頃に稽古場に着くのか隊長が騒ぎ出し、トラック隊の太郎にメールを送ります。

隊長「今どの辺走ってるの?」

太郎「中野通りです」

中野通りって、長いじゃんな〜

隊長「中野通りの何処?」

太郎「南台です」

静香〜!南台ってどの辺だ〜?

う〜ん…笹塚だったか初台だったか、なんか京王線のどっかの駅の近くとかその辺だった様な。。。

全く的を射ない答えに三たび。

隊長「もっと分りやすく!!」

太郎「
みすず薬局の前です。あ、今通り過ぎちゃいました〜」

っていうあまりにアホアホなメールの返答に一気に稽古場がヒートアップ!大爆笑の渦に。。。

これで場所が特定できるなら、かなりの中野通り通だよな〜!

しいちゃん

いや・・・!だって!僕はですねぇ!埼玉の辺境に住む「イナカモン」なのですよ!
都内の地理など全然わからんのです!
ましてや、地域や通りの名前、さらにその場所が何処か?な〜んて、からっきしダメです!
それに僕、免許持ってないし!!!
たま〜たま「薬局」が目に入ったもんでですね・・・こう、つい・・・。
だから、交通路に精通している誠治さんと大輔の二人に中野通りと聞いて
あとどれくらい(何分)で着くのかも知らせたんですよぉ!!

・・・あれ?なんだか開き直りで逆ギレ気味な上に、責任転嫁してません?自分?
でもホントに、僕はそんなに悪く無いのではないかと・・・
思うのですよ・・・。

たろう


僕の見つけた新種は成長しています。
忙しい荒井・川崎隊員が居ない稽古場は…女性では新種が一番在隊期間が長いのでトップです。稽古中にそれに気付いた僕は新種に「女優のトップだね」と云ってしまったのです。
これは笑い話で…結局《立て看板女優》だねと云うオチだったのです。
しかし新種の頭の中では…《立て》の字は消えていたのです。
看板女優は=トップです。トップは=頂点と云う意味です。部隊の頂点は=部隊長です。
そうです!トップになった新種の頭からは…部隊長の僕が抹消されていたのです。

それが解り易い話です。
隊員の数の確認をしたい僕は『ねえ…隊員の数って13名だよね?』新種に聞きます。
新種は稽古場の隊員を数えます「いいえ…12人です!」
把握し間違えたか?僕は『あれ?13名じゃなかったっけ?』
もう一度指差し数える新種は「やっぱり…12人です!」
でも確信がある僕は『13名だよ!』
しかし指折り数える新種は「12人ですね?」
…こんな事を数回繰り返していると新種が突然叫びます。
「居た!ここに居た!13人です!」新種は
僕を指差しています
そうです!新種の頭の中と眼中には…もう僕は存在していなかったのです。
その時の新種は動揺し捲り…あんな優香見た事なかったです。

おのけん

☆とある、なんの変哲もない稽古終わりの飲み会でのヒトコマ。。

キリ番ゲッターさんにみんなで、色紙にサインと一言おめでとうコメントを書こう!と
いう話になって、色紙をちゃんと区割りするのに、人数を確認したんですよ。

小野さんに、『何人?』と聞かれたゆかは、その場にいた人数を指差し確認。。
プラス..お休みの人を足して・・

13人です!』
と答えると・・

『ちぃはまだいれなくていいんだよ?』
と一言。。

『じゃぁ12人です!』
...だって、1引くだけだもの〜。それはいくらなんでも間違えないよ〜。

すると隊長は怪訝そうな顔で
『いや..13人だろう?』

『いやいや!1...2..3..4..〜..ほら!12人でしょう?』

こういう時、小野さんはびっくりする程の演技力で人をハメるからなぁ〜。
騙されないぞ〜。
っと強気に応戦。。その度に指差し確認!

12・13のやり取りを数回繰り返した時、大事件勃発っ!w

『ああああああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!』

指の先にはきょとん顔の隊長。。
なんとなんと!ゆかは我等が隊長を抜かして数えていたんです。。


やぁっちまった〜〜〜〜っっ!!


.............。。
....いやぁ。アレよね。
近くにいる人ほど見えなかったり、探し物は見つからなかったりするしね。

そうそう!『灯台下暗し』ってやつよね。

それにゆかは隊員を数えてたんだから、間違ってはいないのよ。
あくまで隊長は『隊長』だからね。


...........。。
.....ふぇ〜ん。。
ごめんなさい〜。。そんなつもりはまったく無かったんだけどなぁ。。(汗


『あぁ〜びっくりした。。』
『びっくりしたのはこっちだよ!』

リアルに事件後交わされた会話。。
アレ?どっかで聞いたことある・・?w

ゆかっちょ


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