海宴隊　Ｐａｒｔ２ ２００３年７月２８・２９日

我が部隊は2nd.ＧＡＮＢＬＥ作戦成功にも驕らず、 次回作戦に向けて、心新たに基本に帰るべく 今年も、夏合宿を決行した。 これは、その記録である。 今年も去年に引き続き千葉県は九十九里。 場所はちょっと移動しまして、 中里海岸です。 さすがは九十九里！ 目の前に広がる太平洋は、今年もすごい荒れ具合！ さて、今回のメンバー紹介です。 遅れて参加の川崎隊員と、斉藤隊員を除き、皆、車での移動。 『小野号』は、小野・岡田隊員＆隊長娘ユカりん （小野隊長はゆかっちょとユカりんでユカーズと命名） 『西村号』は、西村・出村・永野隊員＆客人２人 （今年もチャタワゴン） 『山崎号』は、山崎・本田隊員＆客人２人 『水田号』は、水田隊員＆客人２人 『伊藤号』は、伊藤隊員＆家族２名 『葉月号』は、葉月隊員 の総勢２１名。 去年の苦しい地獄特訓にもめげず、なんと10名もの参加人数ＵＰ！ 3rd.ＧＡＭＢＬＥ作戦成功へ向けて、気持ちは一つです。 （パンチ佐藤風） １秒でも多くの特訓を…。 みなの気持ちは、 今年も早朝集合を決行させたのであった！ 集合はＡＭ７時・ＪＲ市川駅ロータリー。 しかし、 待ち合わせに来たのは、『小野号』と『西村号』と『山崎号』のみ… 後の隊は、寝坊か？ 予め間に合わない時は、現地集合といってあるので、 仕方なく３台でスタート！ コースは、到って簡単です。 市川ＩＣ→千葉南→東金ＩＣ→国道１２６号→九十九里有料道路→合宿の海 と、先頭を走っていた『西村号』が、いきなりストップ… 「家にお金を忘れて来た」と嘆く西村隊員…自宅に逆走。

＜出村隊員のレポート＞ ほんとにスタートしてすぐでした。 駅のロータリーを出て最初の角を曲がったところで 信号待ちの時にショルダーバックをゴソゴソする誠治君。 あ、お金忘れてきた…。 …玄関に置いてきたしまったらしいです。 他の車に先に行く様伝えた、我がチャタワゴン隊は急遽、亀有の西村家へと向かったのでした。 途中、道を間違え、 ワゴンギリギリ幅の道を通ったり、 柴又通過中に寅さんの話題になったりと 再スタートを切ったのは既にＡＭ８時を超えた時でした…。

仕方なく残った２台は、またスタート。 しかし、京葉高速を入った時点で、『山崎号』を見失う『小野号』。 すると、『山崎号』が、『小野隊』抜かして行く …そして、成田方向に向かう道路に車線を変えて、 車は、視界から消えていった？？？ 「何処に行くんだろ？」と思いつつ、仕方なく高速を走る『小野隊』

＜山崎隊員のレポート＞ いざ鎌倉。もとい海。 夏とは思えない寒空もなんのその、軽快なＢＧＭに乗って、山崎班出発！ 途中までは大変順調であった。 先頭車両は西村・出村・永野班。 続いて小野・ゆか班。 本田・山崎班はしんがりという構成である。 出発して3分。まず先頭車両が脱落。 かまわず小野班と本田班は高速道路に乗り込み、 いよいよ順調な旅路．．．のはずだった。 ちなみに本田・山崎班の運転手は、お客様である。 お客さま、高速道路も道程の半分を過ぎた頃、ふといたずら心をくすぐられた。 小野・ゆかっちょ班の車を追い越してみようと思ったのだ。 ぐんぐんとスピードを上げ、追い越し車線で平行に並ぶと、 小野・ゆかっちょ班の車はずいぶんと楽しそうだった。 運転手の小野さんが、こちらを見てニヤリと笑ったのが確認できた。 そして、その次の瞬間。 高速道路は二手に分かれていた。 運転手のお客様は、迷わず左の道を選んだ。 明らかに間違った道を！ 成田空港へと続く道を！！ 「あーーーーーー！」 悲鳴は、外には届かなかった。 あわてて小野・ゆかっちょ班に携帯で連絡を取ると、 ひたすら笑われ馬鹿にされている様子。 高速なので引き返すこともできず、本田・山崎班の車は高速を降り、 あとはひたすら一般道を地道に目的地へ向かって走り続けたのであった…。 到着した海の寒さは、外気以上に心の寒さだったかもしれない。

スイスイ進む『小野隊』 …スタートして、１時間半後、ＰＡで、しばし休憩。 そこで、各隊に連絡。 『西村号』は、やっと高速に乗れたとの事。 『山崎号』は、道を間違えた事に気付き、高速を降りてしまう。 『水田号』は、今から家を出る模様。 『伊藤号』は、首都高速を間違え続けているとか。 『葉月号』は、連絡つかず。 これは、待っていても、合流できそうもない。 仕方なく『小野隊』出発。 ところが、そこから４５分後には、中里海岸到着。 スタートして、１時間５５分、待ちに待った…海！ しかし、２０名の集団なのに、何故か ３名しかいない（笑） さっそく、砂浜へ向かう３人 その日の朝は、曇天。 浜辺には……誰もいない。 レスキュー隊は……毛布を巻いて、避難している（固まっている） 気温１９．５度　水温１９度… 波はすごい高さ。赤旗、赤旗…。 焦り、高揚…。 小野隊は、各隊にメールと電話攻撃。 「寒いです！」「レスキュー隊が暖とってる！」「波高すぎ！」「赤旗が！」 等々、次々と各隊に届く報告。 果たして、地獄の合宿は出来るのか？ なんて心配をよそに３０分後、『西村隊』『山崎隊』が到着。 その時、現地はピーカンに晴れていたのであった。 さっそく、砂浜にベースキャンプを作り、海へ！ しかし、予想以上の水温の低さ！ 熱い砂浜、激冷の海。 まさに、地獄（笑） あまりにも高い波に、レスキューもピリピリ。 波打ち際から、わずか１０メートル程進むと ピピピピピピピ！！！ 戻って来いとのジェスチャーです。 思い起こせば、去年の海。 出村隊員と西村隊員がシュノーケルと足ひれをつけて遊んでいると… 「そこの奥の２人組のかた〜、足ひれは禁止デース。」 と場内放送で注意されたという苦い思い出（爆笑）のある２人。 今年は大丈夫だよと、勇躍海に向かいます。 すると… 『そこの２人〜沖に行き過ぎデース。調子にのってると怪我しますよ〜』 ２年連続で、監視員さんに注意されてしまいました（大爆笑） それにしても、放送で『調子にのってると』って…（笑） そして、ユカーズが手をつないで海に向かいます。 放送では、 「潮が早くなっておりますので、お子様をお連れの方は、 保護者同伴で海に入りますようお願い致します」 と流れておりました。 ２０歳と１２歳。 見た目、行動、どちらが子供か分からないユカーズは、 ずっとレスキューにマークされておりました（笑） ちなみに、言動、行動に関しては、どちらかといえばユカりんの方が大人かも…。 そんなこんなのうちに、水田隊員・伊藤隊員・葉月隊員が到着。 しかし、予定がある為泊まれない葉月隊員は、 わずか１時間の滞在で、泣く泣く帰途につきました。 高速を迷い、一般道で迷い、その結果の短い滞在時間。 観光ツアーの客のように、一人パシャパシャ写真を撮りまくる姿には、 根性さえ感じました（笑） 中里海岸は、去年の白里海岸よりもいい意味寂びれており、 お客さんも少なく、隊員全員のんびり楽しめました。 特に、今年はグローブ持参で キャッチボール（途中からは盗塁ゲームになっていた）なんて楽しんじゃいました。

そんな中、一人ビーチで決めている案畜生がいます。 永野善一。 ベッドに寝そべり、サングラスをし、駿太郎（けんたろーｊｒ）をかどわかす姿は、 ひとさらいそのもの！ 頑なに海にはいりたがらない、 クールな丘サーファーに、軍門が下りました。 わっしょい！わっしょい！ ５〜６人に担ぎ上げられた、善一は、哀れ海の中へ。 その時の善一の騒ぎ方は、 「警視庁２４時！犯罪列島」で警察に捕まりそうな暴走族の若者の様でした（笑） ちなみに、３０分後には、 海を満喫している海人善一が存在していました（爆笑）

今年の旅館は、去年よりもグレードアップ。 露天風呂付の大きなホテルでした。 コンセントも普通です（笑） さっそく最上階の展望温泉へＧＯです！ その窓からの眺めは、絶景かな絶景かな。 九十九里を見渡せます。最高〜。 風呂からの帰りに、仕事で遅れた川崎隊員に遭遇。 実は、２・３日前から体調を崩しており、この日も微熱。 『絶対に温泉に入るんだ〜』と気合の参加でした。 夕飯も終わり、夜、当然のごとく（？）麻雀大会が開始します。 この旅館、学生の合宿の利用が多いらしく、周りの部屋は大騒ぎ。 安心して、我々も騒げます。 ２２時を過ぎた頃、斉藤隊員が到着。 途中お風呂タイムが入りつつ、麻雀大会は朝の４時まで続きました。 ちなみに岡田隊員も麻雀デビューを果たしました。 お父さんごめんなさい☆ さすがに、次々と沈没していく面々。 やっと寝ようかとなりましたが、 斉藤隊員はすっかりテンションがあがってしまい、 『寝るな〜！！』と騒いでるままに、朝が参りました。 朝食はバイキング形式。 浴衣も着て、すっかりリラックスムードの斉藤隊員は、 寝不足にも拘らず、 皿一杯に載せてきた大量な朝食をぺろりと平らげます（笑） チェックアウトの時刻となり、川崎隊員が仕事のため帰途につくことに。 ここで、水田隊員の車で駅に向かい、セカンドシート獲得の恩恵をうける川崎隊員でした。

２日目はあいにくの雨。 海はあきらめ、早々と、東京に戻りました。 こうして、今年の夏合宿も無事に終了いたしました。 ところで… 後で判った事ですが、 斉藤隊員は夜中に訪れたため、ロビーにホテルの人がおらず、 人数にカウントされず、 いわゆる『潜り込み』に成功したのでした。 あんなに堂々と、露天にも入り、 ご飯も食べていた斉藤隊員。 キャッチミーイフユーキャンも顔負けですな（汗）

see you next year☆

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