海宴隊 2002年8月4・5日 我が部隊は、 来たるべき、1st.GAMBLE作戦決行に向けて、 夏合宿を行った。 これは、その記録である。 場所は、千葉は白里海岸。 目の前には広大な太平洋が広がり、 砂の大地が延々と続く… 。 波は荒れ狂い、 砂浜は灼熱地獄と化していた。 我々を待ち受けている、地獄の特訓とは 一体どのような代物なのだろうか? 参加メンバーは、部隊長オノケン、 さっきー、 健太郎、 わさ、 せいじ、 でむ。 そして、メンバーの家族を加えた、 総勢11名である。 体育会系合宿の基本は『早朝集合(?)』 一台のワゴンで、道々拾って行くあいのり方式が採られた。 (現地合流の、健太郎一家以外) これに間に合わない場所に住むでむ隊員は、 前日より、せいじ隊員の家に泊まりこみ、 一人2泊3日の旅を決行した。 前日、芝居を観に行った2人は、事もあろうに飲み会に参加し、 終電にて、せいじ家に帰還。 返す刀で合宿用の買い物にドンキホーテへと遠征。 あれこれショッピングを楽しみ、二度目のせいじ家帰還。 時間は、すでに3時をまわる。 睡眠をとるのか? いや、まずは汗を流すために風呂に入る。 風呂からあがった。少しでも睡眠をとるのか? いや、海に行く前にまずはネットで波乗りとしゃれ込んだ。 わずかでも睡眠をとるのか? いや、二人でダビスタを始めた。 睡眠を…とる時間がなくなった。 出発の時間だ。 チャタワゴンのスタートは、このせいじ家である。 まずは、部隊長オノケンを拾う。 オノケンもほとんど寝ていないようだ。 酒をちびちびやりながら、自らゆでたまごをこしらえていたらしい。 なんだか、かわいいぞオノケン。 車内はいつの間にやら、8人の大所帯と化していた。 時間は5時。 さあ、合宿のスタートです。 これといった渋滞にも、ほとんど巻き込まれず、 快調にすすむチャタワゴン。 そんな車内で、ある重大な発表が!! 我等が部隊長オノケンは、 眼医者でショッキングな告知を受けたというのだ。 オノケン『(苦々しい口調で)俺、…老眼、だってよ。』 車内は騒然(というか爆笑)であった。 そんなこんなで(?)チャタワゴンは、合宿地白里海岸に、到着。 時間は10時。 宿のチェックインまであと5時間もある。 早速、稽古着に着替え、稽古を始める……事もなく、 水着に着替え、 いざ砂浜へ。 パラソル2本差しで、ベースキャンプ完成。 早速、砂浜を生かした体力作りを……する事もなく、 浮き輪やマットに、空気を入れ、 いざ海へ。 波が高い! さすがサーファー人気が高い海だけある。 早速、波の強さを利用して足腰の鍛錬を……する事もなく、 マットや浮き輪できゃわきゃわ遊びまくる。 そうこうしている間に、 健太郎一家が合流。 メンバーもそろった! 早速、稽古を………。 きゃわきゃわきゃわきゃわ どっぱーーーん うひょー ぶくぶくぶく ぎゃははははー (稽古風景を、音にて、お楽しみください) かっちりと稽古をすると、お腹がすくものです。 海の家にて、蛤ラーメンなるものを発見。 さっそく、注文です。 塩ラーメンに蛤が2個乗っているものですが、これが美味! スープが、かなりいい感じ。 果たして蛤のエキスが入っているかは不明ですが、 絶品でございました。 ラーメン王オノケンも、唸る。 オノケン『これ、ランキングに載せたら、みんな食いにくるかな?(笑) でも、 ほんとうまいわ。』 ちなみに蛤カレーと蛤丼なるものもあり、 当然、試してみました 。 前者はカレーに蛤の貝柱が入ってるだけ。 後者は卵丼に蛤の貝柱が入っているだけ。 と、 大変期待はずれの結果が待ち受けていました。 午後、首をさすりながらオノケンが海から戻ってきました。 しきりに痛がっています。 何があったのかを訊くと、 娘さんに後ろから呼ばれ振り向いたところ、 沖に対して真横の態勢に。 そこに高波が首の高さに直撃してきたとの事! さすがは部隊長。 海に裏拳ツッコミをされたなんて人はそうそういない筈。 尊敬に値するのである。 宿は、一泊6500円の安宿。 でも、そんなに汚くもないし、 なかなかいいじゃんなんて言っていたのだが……。 『携帯の充電がやばいから、電気盗んじゃおーっと。あれっ?』 『どうしたの?』 『…コンセントがない。』 『んな馬鹿な…うぇっ!?ほんとだ…ソケット換えられてる』 そう、旅館中のコンセントというコンセントは、 ほとんどが特殊なコンセントに付け替えられていたのだ!! なんてセコイ旅館なんだ…。 ちなみに、テレビもクーラーもコイン式でした。 そして、夜の外出は22時迄。 ほんとに合宿みたいな気がしてきた。 そして、夜。 徹夜明け→車の運転→稽古(海で遊ぶ)と、 体力の尽きたせいじが沈没。 他のメンバーで、砂浜に花火をやりに出かける。 ドンキホーテにて購入した格安花火セットは、 周りでバンバン打ちあがる花火の中、 ほとんどしゃがみっぱなしでOKの代物であった。 わずか20分で花火終了。 ほんだば、宴会だ〜というわけで、 ダバダバと部屋に戻る。 ちらほらと呑み始めると、あろうことか、次々と沈没。 時計の針が次の日に回ったときには、全員消灯という、 とても信じられない出来事が起きてしまったのである!! 恐るべし、合宿効果…。 二日目。 今日も波が高い。 昨日に引き続き、稽古(?)を満喫。 が、渋滞を考え、早めに退散をする。 さすがは、海の町だけあり、 帰りに寄った回転すしはネタがとても新鮮でおいしかった! 帰りのチャタワゴンでの会話。 でむ『(新聞を読みながら)小野さん、ランチの時間見てます?』 オノケン『いや、俺、妻○木くん好きじゃないのよ。』 でむ『あら、何でまた?』 オノケン『ほら、タイタニックの吹き替えが…。』 でむ『ああ〜なるほど。あっ、竹内○子もでているから、 タイタニックコンビなんですね〜。』 さっきー『えっ!?竹内豊、出てるの?』 ワゴン内一瞬凍りつき、 そのあとはさっきーへの大つっこみ大会でした。 だいたい名前も間違ってるでー!! 『地獄の合宿、来年もやりましょう。宿は替えようね!』と、 来年への抱負(?)をもちつつ、それぞれ帰途につくのでし た。 ところで、誰も台本開いてなかったよ…。 |
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