21st.GAMBLE
楽屋日記

 
毎度おなじみシアターグリーン!!




帰ってまいりましたBOXinBOX!! 今回もたくさんたくさんありました!!




 いつもとちょっと違うテーストで、ブラックコメディ満載の本公演


ちょっと怖かったなんて感想もちらほら。

でも、舞台裏はいつもどおりのドタバタ大爆笑でした!!

さぁ!裏側でおこった事件の数々をお楽しみください〜


 今回の台本には、いろいろな事件を書きました。

※犬の鳴声がうるさいからと投げ捨てた件
※うん〇をゴミ袋に集めて捨てた件
※人殺しがあった部屋と嘘の噂になる件
※誰が盆踊りの太鼓を叩くかで揉める件
※鳩に餌を与え鳩小屋になった件
※部屋がゴミ屋敷で動けない件
※監視カメラを止めた件
※ガス自殺をして外に飛ばされ助かった件
※それでも諦めきれず病院で自殺した件

実は、これ全て…実話なんです!

おの





今回はじめて前説担当させて頂きました!
台本もない、まるっとアドリブの前説。

ちゃんと稽古もしてないから、本番より緊張する!!!

でもゆかとして舞台上に立つのはどうしても無理だったので、
『前せつ子』というキャラクターにしてもらいました。

実は最初はぶっとんだアニメキャラクターみたいでした。
獣耳生えてそうな。。人外キャラでした。

ただ衣装の関係で浴衣で登場することとなり、
ちょっと落ち着いて舞台上へ。。

結果。。よかったかな!!(笑)
なんか座敷わらし感あったけど、
みなさんが暖かく迎えてくれてよかったです!!

なんだかとっても安心しました!
ありがとうございました!!!(≧▽≦)
きっとお決まりで登場。。するはず。。??!



ゆか


上野さんの部屋の再現のシーン
小野「あれ?真っ暗ですね」と言った瞬間…
舞台は真っ暗になりました。

(すごい照明が変わった…
でも見えないけど、このまま続けて良いのか?)

そう思っていたら演出家の声が!

「ごめんなさい。照明のコンセント抜いちゃった。」

そうなんです…
出村演出家が客席を動き回り、
照明のコードに足を引っ掛けたのです。

おの


本番では…乾燥でみんながならないようにステージに水分をあたえます。

霧吹きでシューシューします。

ひらちゃんとじゅんくんで念入りに霧吹き。

「ここにはかけたらダメだよ」
なんて新人に教えるひらちゃんです。

「みなさんがケフケフならないようにね!」と呪文。

しかし…
念入りにしすぎてステージはビチョビチョ…((((;゜Д゜)))
靴下がビチョビチョ…((((;゜Д゜)))

ちか 


 舞台裏の暗い道を照らすLEDの管理を任されました。



本番前に付け終演後に消す大事なお仕事です。

初日の本番前、衣装に着替えます

使う小道具をセットします
勿論LEDの事なんて完全に忘れています。

本番直前になり琢磨さんが駆け寄って来ました。
「LED付いてなかったか らこっそり付けておいたよ!」

神様に見えました。

しかし、付け忘れていた事はしっかり皆さんにバレてました…

じゅん


 今回、一番緊張するのはやはり一番はじめの長台詞。
しかもピンスポ。

失敗すると相当カッコ悪い感じになります。

どうにかここだけは…!
とはじまる直前まで裏でブツブツ復唱してました。


初日です。



長台詞、順調に出てきます。

途中でちょっと角度を変えた瞬間…
頭が真っ白になりました。

次、何言うんだっけ?!
…出てきません。

ピンスポの部分は終わっているので、皆さんの顔が見えます。
心なしか、若干不審げに見えます。

ここは誰も助けてもらえないし、
とにかく言わなきゃいけないキーワードを
何とかして言わなくては…

出てこないならセリフを創作するしか…!
と苦悩の末、

とりあえず一言アドリブで間を埋め…たら、
出てきた!!

怖かったぁ…

今まで短いセリフでポンポン繋ぐことが多かったので、
頭が真っ白になる経験はあまりありませんでした。

初日以降はなんとかなりましたが、
1幕が終わるとちょっと安心するのは事実。

やっぱり緊張しますね、長台詞。

じゅり



今回はなんと言っても

「パンツ丸出し事件」
でしょうか。



上野さんの事件の再現シーンで、
隊長に背を向けて膝をつく所があるのです。

その時に、隊長が私のスカートの裾を踏み。

気づかず私がそのまま前に伸び。

私のスカートが脱げる!と隊長が慌てて手を離し。

結果、スカートが捲れ上がって、
私のパンツが(正確にはパンツではないのですがw)
が丸出しになるというwwww

私、その瞬間は全然気づいていなくて、振り返ったら

隊長がプルプルしてる

のが面白かったんですけども。

いやぁ、お目汚し失礼いたしました(^_^;)

ゆうこ
 

上野さんの部屋の再現のシーン

部屋が真っ暗なシーンでも、明かりはついてます。

僕・小杉隊員・末村隊員で、
暗い上野さんの部屋をしゃがんで探ってます。

小杉隊員が、身体を伸ばして覗き込みます。

あれれ?僕の右足裏に違和感を感じます。
実はこの時、
僕は彼女のスカートの端を踏んでいたのです

僕は足を挙げます。
すると引っ張られていた小杉隊員のスカートが、
反動でたくし上げられます。

真っ白の彼女の衣装の下の
〇色の下着が…もろ見えです!


その後は、動揺した僕と
すごく得した僕の…

葛藤の演技でした。

おの



 今回はとにかく衣装替えが多かった!!

多い人は四季で4回!
春夏秋冬を現しました!

舞台上は熱くなっていくのに、
どんどん衣装は冬に向かって厚くなってく。。

冬のシーンなのに汗だく事案!(笑)

中は半袖にするなどして対処してましたが、
平田がひどかった!

長袖のネルシャツに
冬物のしっかりめのニットに
ダウンベスト。

一人だけ完全に逃げ場がない!(笑)

ちなみにニイノが足をごっそり出していたのは、
ロングブーツを履いていたから!
という裏設定があります!

決して暑いからではないのでご了承ください!(笑)

ゆか



春夏秋冬と衣装も変えなければならない芝居で
着替えがとても多かったです。


オーナーの秋の衣装なんですが、



プロデューサー巻きというのをやっていました。

ただ、あまりにも服を着るセンスが皆無な私が巻くと
なんと拘束具の様になります。

ゲネでそれをやりまして、
僕は変だとは思わなかったのですが、
相当に変だったらしく。

デムさんとゆかさんに速攻で注意をされました。


ゆかさんには、
「もし、本番中に拘束具だったら構わず直すからね!」
と言われまして。

そんなこともあったので
初日はゆかさんに巻いてもらっていたのですが、

2日目は何故か自分で巻いてみようと思い立ち
そのまま舞台に上がったのです。



まぁ見事な拘束具だったみたいで
ゆかさんに本番中に直されてしまいました。

そこからの残りの公演は全部、ゆかさんにお願いしました!

ひら

]

 今回の小道具くん

文机



パーティーフラッグ



こちらはあった素材を使い作りました。
文机は頑丈に出来上り美術の方に誉めてもらえた♪

パーティーフラッグは手描きなので…

近くでは見せられないな(笑)

そして、なにより蜂谷さんと一緒に飛ばされる扉!!



こちら段ボール素材の間にスポンジを挟み
平面を立体に見せるだまし絵的なものになっております

取手部分はかなり力入ってます(笑)

描いてて楽しかったです(ノ´∀`*)


ちか



我が人生で髭を伸ばしたのは2回ありました。

老けないといけない、21歳の時の初舞台と
再々演の芝居で、前の回と変化を出す為にです。

…共に不評でした。

今回、遠西役は髭のイメージ…これは演出家と同じでした。

そこで思い切って伸ばしてみました。

…やはり不評でした?


おの


忘れもしない、公演2日目のことです。

私の初登場の長台詞。



噛む。

どうしても噛む。

頑張っても噛む。

何度も何度も噛むものだから、
その内諦めて「もう噛み倒せばいい」と
自棄になっていたのは内緒です。

噛みの神様、もう私に降臨しないでください( TДT)

ゆうこ


それは二日目の終盤でおこりました。

爆発とともに扉と一緒に飛ばされる蜂谷さんです。

シーンが終わったところで

「何かにぶつかった!!」
「誰かとぶつかった!!」
「何かで殴られた!!!」



と必死で訴えるたくまさんの姿が…

しかし、そこには誰もいません。
しかし、そこには何もありません。

頑張って飛び出した結果、
足を肉離れしてしまったそうです。

たくまさんはいつでも全力なのです。
たくまさんは負傷しても全力なのです。

たくまさん…
お大事に…((((;゜Д゜)))

ちか



鈴木琢磨客演が爆風で飛ぶシーンが終わって衣装替えです。

琢磨「誰かが、飛ぶ瞬間、私の足を殴りました。」

小野「なんで?誰が、何の為に、君の足を殴るの。」

琢磨「だって、飛ぼうと思ったら、私の足に急激な痛みが…誰かが!」



小野「なに言ってるの?(笑)」



次の場面、琢磨君の足を引き摺る演技は
最高でした。

でも結局、彼は飛ぶ瞬間…肉離れをおこしたのです。

肉離れの瞬間って…殴られた感じだそうです。

おの 


足を怪我したたくまさんのために少し演出などの変更です。

押し入れに上がるシーン。



肉離れ経験者、でむさんの助言で踏み台を用意しました。

そこで本番前にテストします。

たくまさん「いや!踏み台なんかなくても上がれるよ!」

と勢いよく飛び乗ろうとします…
が…うまくいきません。

そこで、叫びます。

「くそーーーーー!!!」



いやいや、無理しないでたくまさん…((((;゜Д゜)))

ちか 


 ■平田伝説再び■

やってくれましたこの男。
本番中、またもや沢山の伝説を残しました!

「ある噂のせいで叩けなくなった…」

と言う台詞を

「ある伝説の噂のせいで叩けなくなった」

と言ってしまいした(笑)

けどその後、ゆかさんがちゃんとそれを拾って下さり、
更に新人の潤君も拾ってくれました!

お客様にはわかりませんが
私達の心は伝説の噂のせいで
一体となっていました(笑)

かな


公演も残すところあと数回…というところで、
ひらさんから、練習含めて過去1回も言ったことのない
アドリブが飛び出します。

「噂」がキーワードだった今回。

ひらさんのある台詞で、急に
「伝説の噂」
というワードが飛び出します。

伝説の噂?!?!

共演者全員衝撃を受けます。

ゆかさんが次のセリフで、
「伝説の噂」
を拾います。

さらにその次のセリフでも、じゅんくんが
「伝説の噂」
を拾います。

…?!
すごい!

けど、どこまで続くんだ?!
私この先、噂って言うことあったっけ?!

と若干そわそわしていたところ、
元に戻りました。

あのまま続いたらくどかっただろうなーと思いつつ、
どこまで行けたかなーとも思うのでした。

じゅり




ひらたくんの台詞は、毎度意表をつかれます。

もう、ずっとそうなので、
いい加減なれたいところですが、
絶妙に正解に似ていて、
それでいてまったく違う単語をはいてくるので、
悔しいけど笑っちゃうんですよね。

今回も、本番でへんなこと言いやがったので、
笑いを噛み殺すのが本当に大変でした。

なんだよ…
「伝説の噂」って

でむ


 いつもの事だと思いますが、
自分ではそんなつもりもないのですが、
よく噛みます。

台詞を噛みます。

今回は特に噛んでた気がします。

稽古から噛んでました!

それはいつもの事なんですが・・・・

今度は噛まないようにしたいですね!



甘噛みはノーカンです。

ひら


■お久しぶり■

本番中、
私とちぃさんが一緒に出るのは4幕だけです。

その為始まってから
ほとんどお会いする事ができませんが、
2幕の終わりで着替えるために
楽屋で会うことができます!

会うたびに、
お久しぶり〜(*^▽^*)
と声を掛けて下さるちぃさん♪

とっても癒される!!!!

こっそり一緒に写真撮りました♪
( ´∀`)人(´∀` )♪

かな 


 かなが演じていた久我山さん。
お嬢様設定をお願いしたので、ふわふわ、きらきらを
基本でお願いしました。

お化け屋敷の704号室をみるときの表情の
移り変わりが大好きでした。

「あそこがお化け屋敷、まぁステキ!」
ふわふわきらきらー。

違うと名波に否定されて
「あら残念。。。」
しょぼーん。



でもそのあとすぐに、
「でも、本当にお化け屋敷ならいいのに!」
ふわふわきらきらー。



最高に久我山さんでした。
でも実は、この表情は、すべて食べ物を
想像してもらってたんですけどね(笑)


「あそこに冷やし中華が」
ふわふわきらきらー。

「おあずけかぁ」
しょぼーん。

「でも、美味しいのよね」
ふわふわきらきらー。

さすがです。かなさん。

でむ



 撮影日の私の密やかな失敗。

それは、靴下に穴が開いていたこと!!!

カーテンコール終わって楽屋に戻ったら
「ゆう子さん、靴下に穴開いてますよ」
てじゅりちゃんに冷静に言われて、
もう愕然といたしましたよ。

前回に続いて、また足元っっ!!

あー、もう、恥ずかしい!

ゆうこ



 今回。
舞台手前の自治会集会場から、
ベンチのある奥の高台へ何度も移動しました。

短い暗転のあいだに。

ベンチのある場所は外なので、
くつを履かなければいけません。
短い暗転のあいだに。


稽古場では、
実際に通る舞台袖も、
上へあがる階段もないので

全部「通ったつもりであがったつもり」でした。

短い暗転でも間に合いました。

当たり前だ。

そして舞台が出来上がって、
現実にぶつかるのです。
間に合わない。

もう、暗転開始で真っ先に舞台おりる、
舞台袖を小走って紐ゆるゆるのくつ履く。階段あがる。

いやー間に合いました。
いやー舞台ってこわい。

ちー



今回、舞台下に上下を通れるようになってまして、
それがなかなかに広かったんです。

これならぶつけないだろうなと思ってたのですが・・・・




通るたびにガンガンぶつけてました。

頭は流石にぶつけなかったのですが、
肩をガシガシぶつけてほんと痛かったです。

一応真っ暗ではなかったのですが、
急いでいたりするもんですから、
肩がバーンバーンってなってました。

空間把握能力が乏しいと感じさせられました。

ひら


 今回の見せどころ?



小柄を生かした移動です。

セットの裏(下?)
を通り反対の袖に走ります!!

早く行き過ぎたり、
ギリギリだったり…((((;゜Д゜)))

一度だけ間に合わなかった…のは
内緒にしときます。

いや、私はいつも通りの
スピードとタイミングだったんですよ!!

舞台上の方々のやり取りが
この回は早かっただけなんです…

たぶん。

ちか



 演出なので、みんなのお芝居をみなければいけません。
みんなと会話しているとみれません。
でも、たくさんでたいな。
そんなわけで、ずっと舞台上にいるようにしました。

本番中は過酷な戦いでした。

パンパンになっていくふくらはぎ。
襲ってくる眠気。

楽な役なんてこの世にはないと
心に刻むことができました。

でむ




■ヨガ教室■

最近ホットヨガを始めた私は、
休憩中など空いてる時間に
ヨガのポーズでストレッチをしていました。
小野さんもヨガ経験者なので
教わりながらやっていると、

変な生き物が現れました!

平田です。

同じポーズをとってる筈なのに…
何か気持ち悪い(笑)
新生命体発見です!!!

かな 



 初めてがたくさんありました。

たくさんありすぎて、戸惑ってばかりでした。
ついて行くだけでいっぱいいっぱいでした。
でも、みんな優しくて優しくて。面白くて。



本番直前までは不安でいっぱいでしたが、
始まってからは楽しく芝居ができました!




セリフをだいぶ飛ばされて血の気が引いたり。

そこにあってはいけない靴が舞台上にあったり。
そして、いつのまにか靴が片付いていたり。

隣の人の息遣いで緊張してるなーとか、
今日はリラックスしてるなーとか変化を感じられたり。



7公演もあると毎回違うことに気付けて、
生の芝居は楽しいと実感できました!

本当にありがとうございました!!!!



楽しかったーーーーー!!!!




五十嵐まゆみ


色んなハプニングがあります、
ドキドキハラハラの舞台です!

精一杯出来る限りやろうと舞台に立ちます!


しかし、幕の途中
、自治会は当番制ですからね、
と会話するシーン
小野さんから
「それは委任状に書いてあったじゃないですか」
と、聞いた事ない台詞です、

その瞬間頭は真っ白、
呆然としてしまいました。。。

その後すぐに元のセリフが来たので

ハッと我に帰り、
なんとかでしたが繋げます、、、



後であの時呆然としてごめんなさい!
と謝りに行くと、
それは前日のハプニングをいじった、

アドリブだったそうです!

とっさに気づいて反応出来なかった自分が悔しい!

もっと余裕を持ちたいな、と思いました!



きいち 


楽日前、チャッターですと土曜の夜公演。


前回、長台詞を丸々言わず、
小野さんに任せてしまうと言う事案が発生しました。


そんな土夜の本番前、

たくまさんに
「土夜の魔物がでるんじゃない?」
なんて言われてまして、

「流石に今回はないっすよー」
みたいなやり取りをしていたのですが


魔物はおりました。

しかし!
今回は僕ではなく、

小野さんでした。

台詞を一個飛ばしたのです。

ただその間には八行ほど台詞があり、
軽くパニック状態!

するとシモが急に話をしていない
委任状の事を言い出すものですから、
てんやわんやでした。

なんとか繋いだものの、
その後も結構ボロボロでした。


他の方に話を聞くと、
間違いなく僕が台詞を言わなかったんだ
と思っていたそうです。

普段の行いって大切ですね。

ひら



僕が台詞を言った瞬間…
共演者の表情が微妙になります。
なんとなく会話がいつもと違いますが…
話は進みます。

紅波隊員「鳩が一服する訳ないでしょう。」

あれれ?長〜い間。

下向隊員「…委任状は出してます。」

?????の出演者、
吹き出す小杉隊員

紅波隊員「あなた何言ってるの?」
とフォローします。

下向隊員「ええ?」とマジで戸惑ってます。

平田隊員「みなさん、あまり揉めないでください。」
とカバーします。

すると下向隊員「…委任状は出してます。」
と再び同じ台詞で抵抗します。

紅波隊員「委任状を出せば良いっていうわけじゃ…」
と合わせ戻します。

そしてハラハラしながら話は進みます。
その時、僕は思いました。
(皆は下向隊員のミスと思ってる。
そして彼も自分の責任と思ってる。)

このドタバタ原因は、
数十年ぶりに僕が台詞を
10行も飛ばしたからなんです。

その後、動揺した下向隊員は次のシーンで
靴を履いていたのを僕は知ってます。

おの





 
土曜日のソワレでのアクシデント。

どんな時でもセリフを聞いてないといけません。
いつも通り事が運ぶと思ったら大間違いなのです。

セリフが飛んでも、相手のセリフさえ聞いてれば、
持ち直せるしアドリブもできるのです。

私、下向貴彦。
なにもできませんでした。

あるシーンでセリフが飛びました。
呆然と立ち尽くす中、
1000年よりも長い間の中で
とっさに出たセリフが、



「委任状は出してますよ!!」

「だから委任状は出してますよ!!」


実はこのセリフ…
前の相手(ゆかさん)のセリフと
全く繋がらないのです。

アホです。僕はアホです。



そのセリフを受け取った時のゆかさんの

「はぁ?」

って言う素の反応が

未だに脳みそにこびりついてます。

その後動揺が隠せず、
別シーンで今度は
靴を履く必要がないのに
靴を履いたまま集会所に入ってしまいました…。
アクシデントの連続です。
前回の公演でクロックスでお部屋に入った
ゆうこさんを思い出しました。にっこり。

反省です。
けど、何故か一番凄く楽しかった気がします。

でも悔しい!!

そして、この日僕は芸名、
委任 状(イニン ジョー)をいただきました。

ありがとうございます。とほほ。

しも


 秋。
ドリカムマンションで爆発が起こったときに、
初めて後藤さん(しもくん)と顔を合わせます。

その日、本番のそのシーンまでに
しもくんに会ったのは劇場に入ってから2回。
1回目は楽屋を出たところの階段。
前髪をピンでとめたしもくんと会う。
2回目は、本番直前。
薄暗い舞台袖ですれ違う。

そして秋。
まっさらなしもくんと、
明るい舞台上で会いました。

前髪がない。

あるけど。あるけど、でも。
きのうと全然ちがう!
あまりの、突然変異に驚きました。
でもここで驚くのはマンションの爆発。
でもほんとに驚いたのはしもくんの前髪。

「髪切ったの?」なんて聞く間もなく、
上へあがって新野辺さんと委員会とのシーン。
そして急ぎ着替えて自分の長台詞から始まる冬の第4幕へ。

なんとか集中して邪念(失礼)をよけたところに、
「ぼく、お宅の部屋の下の部屋なんですが」
てしもくんがやってきた。

いけない!
近すぎる!
まだ見慣れない!
切り揃えられた前髪。
その下のきゅるんとした目。
愛嬌がありすぎて耐えられない!

どうにか見ないでやり過ごしましたが、
表に出せないことが、
こんなにも苦しいなんて。
貴重な経験をしました。
ありがとうしもくん。



ちー



 みなさん、気づかれましたか??

今回
キャラクターそれぞれに
担当カラーがございました!
アンケートに書いて下さってる方もいたりで
感激しました!!

全幕を通して、
キャラクターカラーを貫いております。

1、水色 2、むらさき 
4、みどり 5、ドット!←もう色縛りじゃない(笑) 
6、黄緑 7、白 8、赤 
9、黄色 10、茶色 
オーナー、グレー 風間さん、オレンジ

でした!
みなさんわかりました??
これを踏まえて写真を見ると面白いかもです!

ゆか



 マンションの住んでいる階層は、そのままカースト制である
というコンセプトの元、キャラクターに特徴をつけてもらいました。

10階 遠西さん→マンション牛耳っている王様

9階 久我山さん→育ちのいい方。お嬢様。

8階 蜂屋さん→家がお金持ち。お馬鹿さんでも自由に生きている。

7階 名波さん→女王様気質。でも天然の久我山さんには勝てない。

6階 陸奥さん→おっとりしていて、育ちの良さを感じる。

5階 後藤さん→おそらく独身。結婚できない男。

4階 志位さん→クレーマー気質。普通の稼ぎ。

3階 光谷さん→漫画家。(残念ながら今回は欠番)

2階 新野辺さん→ヤンママ。でも一番モラルを守る。

1階 市毛さん→標準的日本人。

それぞれお互いの感覚もこういった格差を
大事にしてくださいってお願いしました。

でむ



あっという間の7公演。
メンバーからは、今回はとにかくあっという間に終わったね!という感想がでていました。




21回目の公演
ブラックコメディは実は、チャッターギャングの原点回帰かも??

沢山のご来場ありがとうございました!!!!

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